閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム
2024年10月24日 ヨハネスブルグ 内田友理

ジンバブエ:リチウム価格の下落を受け、現地でのリチウム加工に対する姿勢を軟化

 2024年10月3日の各種報道記事によると、ジンバブエ政府は、リチウム価格の下落を受けて、リチウム採掘業者に対する国内加工の要件を緩和した。アフリカ最大のリチウム生産国であるジンバブエは2023年、リチウム採掘業者に、2024年3月までに同国内でのバッテリーグレードのリチウム生産計画を提出するよう求めていた。
 リチウム価格は、中国の過剰生産と電気自動車(EV)の需要低下により、過去1年で80%以上下落している。これを受けジンバブエでは、中Sinomine Resource Group(中鉱資源集団股分有限公司)のBikitaリチウム鉱山などが、価格下落により生産削減や労働者の解雇を余儀なくされている。
 中国企業は過去3年間でジンバブエのリチウムプロジェクトに1bUS$以上を投資しており、Kambamura鉱山副大臣は、政府がリチウム加工の国内化を進めるにあたりケースごとの評価を行う方針を示しているほか、「リチウムは現在低価格だが安定し始めており、今後の投資プロジェクトの環境は良好である」と述べた。

ページトップへ