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ニュース・フラッシュ

鉱種:
グラファイト バナジウム
2024年11月7日 ヨハネスブルグ 内田友理

モザンビーク:DFC、Balamaグラファイト鉱山に150mUS$の融資

 2024年11月1日付けの各種報道情報によると、米国国際開発金融公社(DFC)は、モザンビークBalamaグラファイト鉱山の開発を支援するため、豪州Syrah Resources社の子会社であるTwigg Exploration and Mining社への150mUS$の融資を承認した。Syrah社によると、同月にも最初の融資として73mUS$が支払われる予定である。
 本融資は、Balama鉱山の操業・維持に係る資金、尾鉱貯蔵施設の拡張、バナジウム資源開発に向けたFSに充てられる。
 Balama鉱山は、最初の10年間で平均365千t/年のグラファイト精鉱を生産し、マインライフは50年と予想されている。同鉱山の埋蔵量は108百万t(TGC(Total Graphitic Carbon:総黒鉛炭素)16%)、鉱物資源量は1.42十億t(TGC 10%)である。
 DFCのインフラVP代行のDanielle Montgomery氏は、「この融資は、クリーンエネルギー技術への移行支援、経済機会の拡大、高い労働・環境基準を維持するという米国のコミットメントを示すものである」と述べた。

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