豪：QLD州総選挙、自由国民党が勝利し12年ぶりに政権を掌握

　2024年10月28日付けの地元メディアによると、QLD州では同月26日に行われた総選挙で、自由国民党が勝利し政権を12年ぶりに掌握した。同年11月1日の時点で各党が獲得した議席数は、総議席数の93議席中、自由国民党が51議席、前政権を握っていた労働党が34議席、農本主義の党であるKatter’s Australian党が3議席、緑の党が1議席となり、ほかにも無所属のSandy Bolton議員が1議席を獲得した。同政府は2024年10月28日、自由国民党のDavid Crisafulli議員が同州首相に就任したことを発表した。自由国民党は今回の選挙における公約の一つとして、資源産業への投資を奨励する政策に関する協議を円滑化する小委員会「Resources Cabinet Sub-Committee」を設立するとしており、QLD州資源評議会（QRC）はこの公約を背景に、同党の政権掌握を歓迎するとしている。