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- 金 銅 銀 ニッケル
豪:Poseidon Nickel社、WA州Windarra金・ニッケル廃滓プロジェクト開発の正式合意をEncore Minerals社と締結
2024年11月6日付けのメディアによると、豪Poseidon Nickel社が、WA州KalgoorlieのWindarra金・ニッケル廃滓プロジェクトにおいて、豪Encore Minerals社と開発に関する正式合意を締結した。同合意に基づきEncore Minerals社はPoseidon Nickel社に250kA$を現金で支払って同プロジェクトの資金提供、操業、終了、リハビリテーションを行い、生産開始後には製錬所における正味利益の3%をロイヤルティとしてPoseidon Nickel社に支払う。同プロジェクトは、過去に使用されていたWindarra金廃滓ダムとLancefield金廃滓ダムから、チェコ共和国拠点のDraslovka社が開発した浸出技術Glycine Leaching Technologyを利用して金とニッケルを再生するものである。Poseidon Nickel社が同プロジェクトにおいて2021年7月に完了したFSによると、これらの廃滓ダムのJORC規程準拠の鉱物資源量はWindarraが4,752,000t(品位:Au 0.73g/t、Ag 1.7ppm、As 1,600ppm、Cu 363ppm、Ni 1,250ppm)、Lancefieldが1,548,048t(品位:Au 1.23g/t、Ag 3.58ppm、As 2,824ppm、Cu 304ppm、Ni 67ppm)となっている。


