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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ウラン その他
2024年11月22日 シドニー Whatmore康子

豪:Rio Tinto、NT準州Rangerウラン鉱山のリハビリテーション費用を拠出することで子会社Energy Resources Australia社の持株率を98%以上に増加

 2024年11月19日付けのメディアリリースで、Rio Tintoは、子会社の豪Energy Resources Australia(ERA)社が2021年1月に採掘を終了したNT準州Rangerウラン鉱山のリハビリテーション費用にERA社の新株取得を通して拠出したことにより、同社の持株率がこれまでの86.3%から98%以上に増加したことを発表した。ERA社は2024年9月3日、同鉱山のリハビリテーション費用として約880mA$を調達するため既存株主を対象とする新株発行を開始し、同株式の購入資格を有するRio Tintoや他の株主から最終的に766.5mA$を調達した。Rio Tintoは、ERA社株式の持ち株率が今回98%以上に達したため、豪州の会社法「Corporations Act 2001」のPart 6A.2条に従い残り株式の全てを取得することになる。同条は、企業が他企業株式の90%以上を取得した場合、当該企業は残り株式全てを取得することを義務付けている。

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