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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2024年11月27日 バンクーバー 佐藤すみれ

ドミニカ共和国:Pueblo Viejo金鉱山の選鉱プラント回収率、年内に80%達成へ

 2024年11月19日付け報道によると、加Barrick Gold社は、Pueblo Viejo金鉱山における回収率が年内に80%達成を見込むほか、2025年に85%、2027年には90%に到達する計画である。これは、新たなクローズドサーキットによる分級工程の設置と運転、および粉砕、シックナーの能力増強によるものである。また、フル稼働に向け、脱泥サイクロンと段階的試薬投入装置を設置し、これにより微粒子を削減し、大量処理時のCIL(カーボン・イン・リーチ)槽内の活性炭能力を改善し、浮選操業効率を向上させる。
 Pueblo Viejo金鉱山はラテンアメリカ最大の金鉱山で、Barrick Gold社と米Newmont社のJV事業(権益比率60:40)である。処理プラント拡張により、マインライフを2040年まで延長させ、金平均生産量800,000oz(24.9t)/年を目指すという。

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