ボスニア：英Adriatic Metals社、Veovaca鉱滓ダムの建設許可を取得

　2024年10月24日付けのプレスリリースによると、英Adriatic Metals社は、ボスニア・ヘルツェゴビナのVeovaca廃滓貯蔵施設（TSF）について、同国鉱業・工業省より、フェーズ1に関するすべての建設許可を取得したと発表した。同施設は、銀・鉛精鉱と亜鉛精鉱の生産を行うVares加工工場から約2kmの距離にある旧Veovaca露天採掘場に位置し、乾式堆積施設として2段階に分けて建設され、第1段階では、約4～5年分の生産分の廃滓を受け入れ、全体では10年以上の生産期間にわたって操業される。なお、最初の廃滓処分は2024年12月を予定している。