閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム
2024年12月10日 リマ 初谷和則

ボリビア:リチウム公社(YLB)、豪・亜・仏企業それぞれとリチウム回収試験実施に係る協定を締結

 2024年12月3日付けボリビアリチウム公社(YLB)の発表によると、同公社は豪EAU Lithium社、亜Tecpetrol社、仏Geolith Actaris社それぞれと、蒸発資源利用技術に関する協定(convenio)を締結した。対象となるのは、Coipasa塩湖(Oruro県)と、Empexa塩湖及びPastos Grandes塩湖(ともにPotosí県)である。
 協定調印式に出席したArce大統領やYLBのAlarcón総裁は、これら企業は3か月以内に試験を開始し、90~120日間の試験で肯定的な評価が得られれば、YLBは産業プラントを導入する契約(contrato)の交渉プロセスを開始すると述べた。また、各社の技術は「効率的で環境に優しい技術」と表した。
 Arce大統領は「YLBと協定を締結した企業は、Oruro県民の夢を叶えるものである。今後、Oruroのリチウムは先進技術で探査され、必ず成功をもたらすと確信している」と述べた。

ページトップへ