ペルー：Southern Copper社、ペルーにおいて年間銅生産量百万t規模を目指す

　2024年12月13日付け現地報道によると、ペルー地質会議で講演したSouthern Copper社Jacob財務担当副社長は、今後ペルーで8.5bUS$を投資し、2024年時点で約450千ｔ/年の同国での銅生産量を520千t/年増産し、約1百万ｔ/年規模を目指す方針を明らかにした。
　具体的にはTia Maria銅プロジェクト（Arequipa州）で120千t（2027年操業開始見込み、投資額1.8bUS）、Ilo製錬所拡張プロジェクト（Moquegua州）で270千t（1.3bUS$）、Los Chancas銅プロジェクト（Apurimac州）で130千t（2031年、2.6bUS$）、Michiquillay銅プロジェクト（Cajamarca州）で225千t（2032年、2.5bUS$）等が計画されているほか、未だ役員会で承認されていないもののCuajone銅鉱山（Moquegua州）の再拡張プロジェクトが検討されており、実現の場合45千ｔの銅生産が加わる見通しだと述べた。