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- リチウム
豪:中Tianqi Lithium社とIGO社のJVによるWA州Kwinana水酸化リチウム工場、減損の見通しを背景に操業停止へ
2025年1月24日付けで豪IGO社は、同社の上場する豪州証券取引所(ASX)における発表で、中Tianqi Lithium社(天斉リチウム業股份有限公司)が51%、同社が49%の権益保有率で組成するJV企業Tianqi Lithium Energy Australia(TLEA)社が操業するWA州Kwinana水酸化リチウム工場で減損が発生する見通しを背景に、同工場での作業や活動の全てを停止することを明らかにした。IGO社によると、2024/25年度上半期財務報告書の作成において同工場で多額の減損が発生することが判明しており、2025年2月20日に発表予定の同報告書でこの減損額や詳細を明らかにする予定である。Kwinana水酸化リチウム工場は名目生産能力が24千t/年であり、2022年10~12月四半期に第1基での生産が開始された後、第2基の建設に向けてFEED(Front-End Engineering and Design)が進められていた。


