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ボリビア:リチウム公社と外国企業のリチウム産業化契約、5財団がリスクを指摘
2025年2月4日付け政府系メディアによると、ジュビリー基金(Fundación Jubileo)、ミレニアム基金(Fundación Milenio)、ソロン財団(Fundación Solón)、ジュネーブクラブ(Club de Ginebra)、ボリビア文書情報センター(CEDIB)が共同で公式声明を発表し、リチウム産業化に向けてリチウム公社(YLB)が中国コンソーシアムHong Kong CBC社、露Uranium One Group社それぞれと締結した契約は、ボリビアにとって不利であるとし、全ての疑問が解決されるまでボリビア議会は契約を承認しないよう提案した。同声明では13点のリスクが挙げられている。
これに対しYLBのAlarcón総裁は、議会で本件が否決された場合、バッテリーグレードの炭酸リチウムの生産は少なくとも10年間はできなくなると発言、さらに、世界中の投資コミュニティ全体にとってネガティブなメッセージになるだろうと述べ、その理由として、YLBはリチウム分野で最も重要な企業で、世界のリチウムの40%以上を扱っている中CATL社と契約を結び、共にいるからであると主張した。


