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ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム
2025年2月21日 リマ 初谷和則

ボリビア:Potosí市民委員会、リチウム公社と外国企業のリチウム産業化契約の承認を拒否

 2025年2月6日付け現地報道によると、Potosí市民委員会(Comcipo)のPérez代表は、リチウム公社(YLB)と中国・ロシアの企業と間でそれぞれ締結されたリチウム産業化契約の承認を拒否するためLa Paz市の議会施設を訪れた。同代表は、現行法で規定されるロイヤルティがわずか3%であるが、Potosíとしては10~20%を求めており、Potosíの住民を犠牲にする忌まわしい法案の承認は認めないと主張した。また、Potosí県では2週間前にデモ行進が行われ、現在非常事態であると述べた。
 さらにComcipoのスポークスマンは、リチウム産業化契約を承認する法案は地元関係者の賛同を得ておらず、技術的・法的な議論も行われていないと主張した。

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