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- アルミニウム/ボーキサイト その他
豪:米国政府がアルミニウムと鉄鋼の輸入に25%の関税を適用へ、豪州も対象に
2025年3月12日付けの地元メディアによると、米国政府が2025年3月13日(米国東部時間12日)からアルミニウムと鉄鋼の輸入に25%の関税を適用することを、同月11日に米Washingtonで行われた同政府報道官によるプレスコンファレンスで再表明した。同政府は米国のアルミニウムの関税率をこれまでの10%から25%に引き上げるほか、鉄鋼に関しては25%の関税率をこれまで輸入枠(クォータ)設定などの条件付きも含め課税が免除されてきた豪州、アルゼンチン、ブラジル、カナダ、日本、メキシコ、韓国、EU、ウクライナ、英国にも適用する(2025年2月13日付 ニュース・フラッシュ:連邦Albanese首相、豪州産のアルミニウムと鉄鋼に対する米国の25%関税を免除とするよう米Trump大統領と交渉中参照)。豪連邦政府はこれらの関税に関して免除や引下げの交渉をこれまで米国政府と行っており、同月7日には豪連邦Kevin Rudd駐米大使が米国Howard Lutnick商務長官が対談を行っていた。


