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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト その他
2025年4月1日 シドニー Whatmore康子

豪:連邦政府、2025/26年度予算案を発表

 2025年3月25日のメディアリリースで、豪連邦政府は2025/26年度の予算案を発表した。同予算案における鉱物エネルギー関連の新たな予算枠は以下のとおり:

政策 予算枠 概要
Green Aluminium Production Credit 2bA$ 国内のアルミニウム製錬所における再生可能エネルギーへの移行を促進する生産税控除制度。2036年までに電源を再生可能エネルギーへ移行するアルミニウム製錬所を対象に、2024/25年度から19年間にわたり生産税控除を適用。生産控除の適用期間は10年間。
クリーンエネルギーの金融公社「Clean Energy Finance Corporation(CEFC)」への追加割当 2bA$ 追加割当額を再生可能エネルギー、エネルギー効率向上技術、炭素低排出技術への投資に充当。今回の割当により、CEFCの総資金額は32.5bA$に拡大。
Future Made in Australia Innovation Fund 1.7bA$ 既存政策「Future Made in Australia」の枠組み内で1.7bA$を割り当て。750mA$をグリーンメタル製造、500mA$をクリーンエネルギー技術の製造業、250mA$を低炭素液体燃料の製造業への助成に充当。
Green Iron Investment Fund 1bA$ 2024/25年度から7年間で1bA$を支出。同基金は、豪国内での炭素低排出施設の設立または移行を目的とした資本助成を通じ、グリーンスチールプロジェクトを支援。
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