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ペルー:経済財務省(MEF)、規制緩和パッケージを発表
2025年3月31日、経済財務省(MEF)は投資促進や経済活性化を目的とする合計402件の規制緩和措置「Shock desregulatorio」を発表した。MEFのSalardi大臣によると、これら措置の約半数は既に実行済みであり、残り半数は4~7月にかけて段階的に実施される見通し。また国会の承認が必要な措置も含まれる。
セクター別では鉱業関連の措置が43件、全セクターに関係する横断的な措置は161件である。また措置の種類は投資促進(42件)、官僚障壁の撤廃(186)、行政手続き改善(53)、行政手続きの期限改善(26)、公的機関の強化(21)、監査規制改善(7)、税制改善(24)、手続きの撤廃及び/又は改善(43)等となっている。
鉱業関連では、既に公表済みの探鉱環境保護規則改正案(環境申告書DIAで設置可能な試錐座数の40か所から60か所への増加等)のほか、探鉱においてプロセス長期化が問題視される先住民事前協議に代わる強化型事前合意(Acuerdo previo reforzado)の導入等が提案されている。また環境ベースライン調査における過剰な調査項目の削減や、水利用許可の遅延要因解消のための関連規則改正等が提案されている。
