EU：第1回中央アジア・欧州連合（EU）首脳会議を開催

　2025年4月4日付けの共同プレスリリースによると、欧州議会及び欧州委員会は、ウズベキスタンSamarkandにおいて、初の中央アジア・欧州連合（EU）首脳会議を開催したと発表した。ウズベキスタン共和国のShavkat Mirziyoyev大統領が議長を務め、EUからはAntónio Costa欧州理事会議長とUrsula von der Leyen欧州委員会委員長が出席した。同会議において、EUと中央アジアの首脳らは、戦略的パートナーシップを確立することで、両地域間の関係を強化することで合意し、EUは総額12b€のグローバル・ゲートウェイ（Global Gateway）投資パッケージを発表した。また、EUグローバル・ゲートウェイ戦略に基づき、持続可能な輸送経路と経済的結びつきを強化するため、カスピ海横断輸送回廊の進展についても支持を表明し、欧州投資銀行（EIB）や欧州復興開発銀行（EBRD）等からの資金提供により10b€の国際投資を呼び込む。重要原材料についても、エネルギーとグリーン転換の促進に必要な持続可能なバリューチェーンの構築に向けた共通の取組を強調する意向宣言を承認した。