閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
マンガン
2025年5月27日 シドニー Whatmore康子

豪:TAS州Liberty Bell Bayマンガン製錬所、鉱石供給問題などを背景に6月中旬から1か月の操業縮小へ

 2025年5月20日付けの地元メディアによると、英国を拠点とするGFG Alliance社は、TAS州のLiberty Bell Bayマンガン製錬所について、マンガン鉱石の供給不足、価格の変動、米国による関税賦課などを理由に、2025年6月16日~同年7月13日まで操業を縮小すると発表した。同社は、マンガン鉱石の供給不足について、豪South32社が子会社Groote Eylandt Mining Company(GEMCO)社を通じてNT準州Groote Eylandtで実施するマンガン採掘事業が、2024年3月の熱帯サイクロン「Meghan」により打撃を受け、2025年5月まで出荷を停止していたことが原因であるとしている。TAS州政府はこの発表を受け、同製錬所と協議を行った後、連邦政府とも協議を設け、鉱石のサプライチェーン確保に向けた支援を同製錬所に対して行うよう要請したとしている。同製錬所で生産されるフェロマンガンおよびシリコマンガンは、製鋼に用いられる合金鉄であり、脱酸材・脱硫剤・添加剤として、耐摩耗性、耐食性、靭性などの性能向上に寄与する。

ページトップへ