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豪:BHP、韓POSCO社と水素還元製鉄技術に関する協力覚書(MOU)を締結
BHPは2025年10月30日付けのメディアリリースで、水素還元製鉄技術に関する協力覚書(MOU)を韓国の製鉄大手POSCO社と締結したことを発表した。POSCO社は、流動層反応器(FBR)と電気溶融炉(ESF)を組み合わせた独自の水素還元製鉄技術「ハイレックス(HyREX)」の実証プラントを韓国・浦項(Pohang)市で建設中であり、BHPは本MOUに基づき、同プラントに対してWA州Pilbaraの鉱山で生産する鉄鉱石を供給するとともに、技術的専門知識の提供などR&D面での協力を行う。FBRは、上向きに流れるガスを用いて固体粒子の層を浮遊させ、ガスと固体粒子の混合物を沸騰する流体のように振る舞わせる反応器であり、粒子が絶えず高速で動くことで、反応器の壁から粒子へ熱が効率的に伝達される。この方式により、還元製鉄においては、鉄鉱石を出荷形態の粉状のまま使用でき(ペレット化が不要)、工程の簡素化やコスト低減が期待される。POSCO社は、HyREX実証プラントの年産能力を300千t/年とし、2028年の稼働開始を目指している。


