閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
その他
2025年12月22日 バンクーバー 武市知子

加:連邦政府とON州政府、同州における主要プロジェクトの建設を加速させるため新たな協定に署名

 2025年12月18日付けのプレスリリースによると、Carney連邦首相とFord ON州首相は両政府の環境及び影響評価に関して新たな協定を締結した。これによりON州の主要なインフラ事業において、環境保護政策を強化しつつ重複するプロセスを最小限に抑え、また主要プロジェクトをより迅速に実現するため、柔軟かつ合理化された評価プロセスである「1件のプロジェクトに対し1回の審査(one project, one review)」が導入されることとなった。案件ごとに最も効果的な審査プロセスを採用することが可能となり、ON州の方法に依拠するか、もしくは両者が連携した方法を実施するか、いずれかを選択できる。
 本協定により、カナダ影響評価庁(Impact Assessment Agency of Canada:IAAC)は環境保護や先住民の参画、持続可能なプロジェクトの開発などの分野において、ON州に対し連邦の専門知識と支援を提供できる。これにより連邦・州政府が環境に対する責任を果たせるとともに、先住民の権利が保護されることになるという。
 2019年に連邦政府はBC州政府と、また2025年12月16日 にもNB州政府と環境影響評価において協力することで合意しており、今回のON州政府との合意は3件目となる。またMB州政府及びPE州政府とも協議が完了し、協定に関する最終調整が行われている。さらにAB州政府とも2026年4月1日までに協定を締結すべく取り組んでいる。
 ON州政府は規制プロセスの合理化により審査期間が短縮され、事業主に確実性がもたらされると述べている。さらに今回の合意では、IAACが2026年6月までにRing of Fire地域へと繋がる道路の審査を完了することが約束されている。

ページトップへ