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ニュース・フラッシュ

チリ:韓国とカナダとの共同鉄銅プロジェクト、無期限延期に

 中国での報道によると、韓国Korea Resources CorporationとカナダCapston Miningの連合体は、推進しつつあったチリ第三州のSanto Domingo銅鉄プロジェクトについて、無期限延期する旨を発表した。このプロジェクトは精銅6.5万t/年と鉄鉱石260万t/年を生産する計画で、既にF・・・ 続きを読む
鉱種:
ベースメタル 鉄鉱石
海外事務所:
調査部
担当者:
渡邉美和

チリ:Capstone社とKORESがSanto Domingo銅プロジェクトを有するFar West社を買収

 カナダのCapstone Mining(バンクーバー本社)とFar West Miningは、前者が後者の全株式を取得することで合意したと各々のHPで発表した。買収総額は725百万C$(748百万US$)で、合意書に基づくとFar West社の株主は同社の株式1株と引き換えに、Capstone社の株式1.825株及び・・・ 続きを読む
鉱種:
ベースメタル
海外事務所:
調査部
担当者:
古瀬義治

チリ・中:チリ政府は中国からの鉱業投資を歓迎し、協力協定を準備中

 4月6日付け鉱業業界誌によると、チリ鉱業大臣は中国政府と南米における銅産業の振興と支援に関し協力協定を計画している。本件に関しては2008年11月、Gonzalez鉱業大臣が訪中した際、大筋合意したもので4月中旬に中国調査団を迎える予定。この協定には、例えばChinalcoのような中国企業によるチリにおける鉱業投資促・・・ 続きを読む
海外事務所:
調査部
担当者:
上木隆司

COCHILCO、チリの2012年の鉱山生産量は2005年比26%増と予測

 2005年にチリ銅委員会(COCHILCO)が発表していた2010年のチリ銅鉱量予測は634万tであった。今回、COCHILCOはさらに2012年までのチリの銅生産量を発表した。  業界誌等によると、COCHILCOは、チリの2012年の銅鉱山生産量が、2005年の531万tから2012年には26%増の672万tに・・・ 続きを読む
海外事務所:
調査部
担当者:
西川信康

チリ中央銀行、2006年の銅価格は2005年よりも高水準で推移と予想

 業界誌等によると、チリ中央銀行は、2006年の平均銅価を2005年の平均銅価1.67ドル/lbよりも3¢高い1.70ドル/lbと予測した。これは、チリ銅委員会(COCHILCO)や他の銅生産者の見方である1.46ドル~1.50ドル/lbよりも強気の見方であるが、同銀行のVittorio Corbo会長は、特に中国の需・・・ 続きを読む
鉱種:
ベースメタル
海外事務所:
調査部
担当者:
西川信康

チリ銅委員会、2006年の銅平均価格を146~150¢/lbに上方修正

 業界誌等によると、チリ銅委員会(COCHILCO)は、2006年の銅平均価格を最近の2ドル付近の高値を勘案し、当初の126~130¢/lbから146~150¢/lbに上方修正した。COCHILCO副総裁は、今後、銅の需給バランスは、若干の供給過剰となるが、現在の歴史的な低水準の在庫が本格的に回復するほどではなく、銅価・・・ 続きを読む
鉱種:
ベースメタル
海外事務所:
調査部
担当者:
西川信康

COCHILCO、チリ銅鉱山生産は今後堅調に増加

 11月4日に開催されたJOGMEC-COCHILCOとのカッパーミーティングで、COCHILCOは、チリの鉱山生産量の見通しとして、2005年は、6月のチリ地震やモリブデン採掘優先の影響等で銅鉱山生産が若干減少するものの、2006年以降は増産に転じるとの見方を示した。 (2004年:5,413千t、2005年:5,3・・・ 続きを読む
鉱種:
ベースメタル
海外事務所:
調査部
担当者:
西川信康

チリ鉱業協会、2005年のチリの鉱山生産は微減

 業界誌等によれば、チリ鉱業協会(SONAMI)は、2005年のチリの銅鉱山生産量は2004年の541.3万tからわずかに減少し、540万tに留まる見通しであることが明らかになったと発表した。これは、1-8月期の銅生産量が、銅品位の低下、モリブデン生産へのシフト化、さらに、6月~7月に発生したストライキや地震等により、・・・ 続きを読む
海外事務所:
調査部
担当者:
西川信康

チリ・Codelco、銅価が急落すれば在庫調整を行う考えを表明

 業界誌等によると、Codelcoは、銅価が急落することがあれば、価格を維持するために、在庫を積み増して銅の市場への流出を抑える可能性のあることを示唆した。なお、積み増しを開始する価格レベルには言及していない。銅価格は現在16年ぶりの高値となる1.6ドル/lbであるが、中長期的には1ドル/lbまで下落すると見られている・・・ 続きを読む
鉱種:
ベースメタル
海外事務所:
調査部
担当者:
西川信康

チリ北部の大地震で、一部の鉱山の操業に影響

 6月13日にチリ北部で発生したマグニチュード7.9の大地震で、震源に近いいくつかの鉱山で操業に影響が出ている。 現地関係者に問い合わせたところBHP Billitonが保有しているCerro Colorado鉱山は停電状態が続いており、依然操業をストップしている。また、日鉱金属が出資しているCollahuasiでは一・・・ 続きを読む
海外事務所:
調査部
担当者:
西川信康

チリの電力会社、アルゼンチンの天然ガス供給削減政策により、銅鉱山への電力供給に影響を懸念

 業界誌等によると、北部チリの電力会社であるElectroandina社長は、アルゼンチン政府が近隣の南米諸国に天然ガス供給を制限するエネルギー政策を維持し続ければ、チリの銅鉱山へのエネルギー供給に影響を及ぼしかねないと言明した。現在、チリ側への供給量は2004年第1四半期のレベルまで凍結されているという。Electr・・・ 続きを読む
鉱種:
ベースメタル
海外事務所:
調査部
担当者:
西川信康

BHP Billiton(イギリス)、チリ・Spence銅鉱山開発を発表

10月25日、BHP Billiton社は、チリ北部のSpence銅鉱床の開発を行うことを発表した。開発費は9.9億ドル、マインライフ19年、SX-EWにより金属銅を年間20万t生産する計画で、2006年第4四半期に最初のカソードを生産する予定。露天採掘で、50,000t/日の破砕設備、2つのリーチパッド、2つのSX-・・・ 続きを読む
鉱種:
ベースメタル
海外事務所:
調査部
担当者:
北 良行

チリ・Cerro CasaleプロジェクトでJV3社が和解

チリのCerro Casale銅・金プロジェクトに関し、ジョイントベンチャー契約を結んでいるPlacer Dome社、Bema Gold社、Arizona Star Resources社の3社は、Placer Dome社が鉱山に13億USドルを投資する旨株主契約を修正することにより和解したと表明。  Cerro Cas・・・ 続きを読む
海外事務所:
調査部
担当者:
大迫次郎

チリ政府CODELCOとMinmetalsとの協議開始を承認

チリ政府はCODELCOと中国Minmetalsとの協議開始を承認した。CODELCOは協議を開始するに当ってラゴス大統領の承認を必要としていたものである。  CODELCOのCE0 Juan VillazruziによるとCODELCOは中国国営企業と交渉を開始するゴーサインを待っており、2004年中に2005年の正式・・・ 続きを読む
海外事務所:
調査部
担当者:
大迫次郎

チリ2003年鉱業探鉱開発権認定前年比24%増加

Sernageomin(チリ地質研究所)のデータによると、2003年の探鉱開発権認可数は、前年比24%増加し、19,615件から24,357件に上った。(8月11日付Estrategia紙)。これは最近の探鉱活動の活発化を如実に示しており、特にポーフィリーベルトでは空白鉱区は殆どないといわれている。(サンティアゴ事務所・・・ 続きを読む
海外事務所:
調査部
担当者:
大迫次郎

チリ・アルゼンチン両国政府Pascua Lama金鉱床開発のためのプロトコル調印

このプロトコルは、チリ・アルゼンチン国境にまたがるPascua Lama金鉱床開発開始に必要な法的フレームワークを明らかにするもので8月13日アルゼンチン外相Rafael Bielsaとチリ外相Soledad Alvearとの間で署名された。  両国間の鉱山労働者往来および物資の通関手続きが簡素化される。アルゼンチンと・・・ 続きを読む
鉱種:
ベースメタル
海外事務所:
調査部
担当者:
大迫次郎

2004年のチリ銅生産は前年比9.7%増

チリ銅委員会(COCHILCO)の発表によると、2004年の銅生産は、前年比9.7%増の538万tになるだろうと予測。CODELCOの19.9万t、Escondida鉱山の14.5万tおよびCollahuasi鉱山の7.9万tの増産によるものである。2005年には2004年比3.5%増の556万tと予測される。しかしこ・・・ 続きを読む
鉱種:
ベースメタル
海外事務所:
調査部
担当者:
大迫次郎

チリ上院議会鉱業ロイヤリティー法案否決

去る7月21日下院で否決され、上院で審議されていた同法案は8月12日、下院での再審議に必要な賛成2/3を獲得出来ず、賛成:29、反対:19、棄権:1で否決された。この結果、同法案は廃案もしくは1年後の再提出の可能性が残されている。反対に回った野党右派自体も、チリ国資源の採掘にチャージをかけることには賛同しており、野党右・・・ 続きを読む
海外事務所:
調査部
担当者:
大迫次郎

チリ上院議会ENAMI Ventanas製錬所のCODELCOへの譲渡可決

懸案になっていたENAMI Ventanas製錬所のCODELCOへの譲渡が去る8月5日に上院において満場一致で可決された。ENAMIは4.8億ドルの負債を抱えており、今回の譲渡により、その負債は2.5百万ドルに圧縮されることになる。  今回の譲渡には、ENAMIが所有しているQuebrada Blanca鉱山の権益1・・・ 続きを読む
海外事務所:
調査部
担当者:
大迫次郎

チリにてAPEC鉱業大臣会議を開催

 APECによる初めての鉱業大臣会議が加盟21ヶ国のうち、17ヶ国が出席し、チリ第II州アントファガスタ及びカラマにて6月15~17日の日程で開催された。日本からは経済産業省資源エネルギー庁塚本修審議官をトップとする代表団が参加した。最終日はカラマのChuquicamata鉱山にて共同声明が発表された。その中で、鉱業・・・・ 続きを読む
海外事務所:
アルマティ
担当者:
原田 武
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