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ニュース・フラッシュ

ナミビア:中国Sinomine社、世界的な「過剰能力」による精鉱不足を理由にナミビアの銅製錬所を一時停止

 2025年6月6日の報道によると、中国Sinomine社は、世界的な銅製錬能力の過剰拡大により銅精鉱が不足しているとして、ナミビアTsumeb製錬所の操業を一時停止した。同施設はヒ素や鉛を含む銅精鉱の処理が可能な希少な製錬所で、年240千tの処理能力を持ち、これまでチリ、ペルー、ブルガリアなどからも銅精鉱を受け入れて・・・ 続きを読む
鉱種:
亜鉛 ゲルマニウム
海外事務所:
ロンドン
担当者:
内田友理

英:Cornish Lithium社、豪Lepidicoの技術と特許を取得、リチウム一貫生産体制を強化

 2025年5月22日付けのプレスリリースによると、英Cornish Lithium社は、豪Lepidico社が開発した先進的なリチウム抽出技術と関連特許を取得したと発表した。これにより、英国政府が国家的重要インフラ事業(NSIP)に指定したCornwallのSt Austell近郊に位置する同社のTrelavour ・・・ 続きを読む
鉱種:
リチウム
海外事務所:
ロンドン
担当者:
ボネット佳林

ナミビア・米:米Citigroup Inc.、投資増加を受けナミビア、ベナンでの事業拡大を模索

 2025年5月9日の報道によると、米Citigroup Inc.は、投資が拡大するナミビアやベナンなどアフリカ諸国で事業拡大を目指し、政府と協議を進めている。ナミビアは石油ブーム、ベナンはドル建て債発行や国有資産売却で注目されており、中東からの投資も活発。同行はベナンのユーロ債発行やサイバーセキュリティ事業の資金調達・・・ 続きを読む
鉱種:
その他
海外事務所:
ロンドン
担当者:
内田友理

その他:ICSGの銅需給予測、2025年は289千t、2026年は209千tの供給過剰

 2025年4月25日、国際銅研究会(ICSG)がポルトガルLisbonで開催され、銅の2025年及び2026年需給について協議が行われた。その結果、銅の需給バランスについて、2025年は289千t、2026年は209千tの供給過剰と予測した。
 供給面では、銅鉱石生産量について、2025年は対前年比2.3%増、20・・・ 続きを読む
鉱種:
海外事務所:
ロンドン
担当者:
ボネット佳林

その他:ILZSGの亜鉛需給予測、2025年は93千tの供給過剰

 2025年4月24日、国際鉛亜鉛研究会(ILZSG)がポルトガルLisbonで開催され、亜鉛の2025年需給予測について協議が行われた。その結果、亜鉛の需給バランスについて、2025年は93千tの供給過剰と予測した。
 供給面では、亜鉛鉱石生産量を対前年比4.3%増の12.43百万tと予測した。豪州、中国、メキシコ・・・ 続きを読む
鉱種:
亜鉛
海外事務所:
ロンドン
担当者:
ボネット佳林

その他:ILZSGの鉛需給予測、2025年は82千tの供給過剰

 2025年4月24日、国際鉛亜鉛研究会(ILZSG)がポルトガルLisbonで開催され、鉛の2025年需給予測について協議が行われた。その結果、鉛の需給バランスは82千tの供給過剰と予測した。
 供給面では、鉛鉱石生産量を対前年比2.3%増の4.62百万tと予測した。中国、メキシコ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、アイル・・・ 続きを読む
鉱種:
海外事務所:
ロンドン
担当者:
ボネット佳林

その他:INSGのニッケル需給予測、2025年は198千tの供給過剰

 2025年4月22日及び23日、国際ニッケル研究会(INSG)がポルトガルLisbonで開催され、ニッケルの2023~2025年にかけての需給について協議が行われた。その結果、ニッケルの需給バランスについて、2023年及び2024年はそれぞれ170千t、179千tの供給過剰で、2025年の予測については198千tの供・・・ 続きを読む
鉱種:
ニッケル
海外事務所:
ロンドン
担当者:
ボネット佳林

英:LME、持続可能な金属プレミア導入の可能性を検討開始

 2025年4月23日付けのプレスリリースによると、LME(ロンドン金属取引所)は、市場からの要望を受け、持続可能な金属(Sustainable metals)に関するプレミア価格制度を導入することを提案している。この制度は、低炭素やESG(環境・社会・ガバナンス)基準を満たす金属に対して、通常価格に加えた価値(プレミ・・・ 続きを読む
鉱種:
亜鉛 ニッケル アルミニウム/ボーキサイト
海外事務所:
ロンドン
担当者:
ボネット佳林
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