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 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構の海外事務所から送られてくる、資源開発や金属産業に関する最新のニュースを集めたニュースレターです。過去の記事をキーワードで検索することもできます。
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 No.11-18  5月11日

[ 中南米 ]
チリ:Pucobreが銅生産量15万t/年を視野
チリ:2011年Q1の銅生産量は鉱石品位の低下により微減
チリ:Zaldívar硫化鉱プロジェクトのプレFSは2012年Q2に完了予定
チリ:Barrick社がCerro Casale金・銅プロジェクトの設備投資額増加額を2011年Q2に発表
チリ:West Wallプロジェクトでの40百万US$のボーリング探鉱が認可される
チリ:CODELCOがChuquicamata事業所管理職員の配置転換に関する予備協約に合意
チリ:SQMが銅・金の探鉱を再開
チリ:POSCOがリチウム開発に関するMOUを締結
チリ・アルゼンチン:Pascua Lamaの初期剥土工事は2011年Q4に開始予定
ブラジル:リチウム開発で中国と協議
ブラジル:Rousseff大統領、鉱業ロイヤルティ導入を再確認
ペルー:Quellaveco銅プロジェクト反対運動の動向
ペルー:Buenaventura社、Uchucchacua銀鉱山の操業再開
ペルー:Puno県で反鉱業デモ、県政府は鉱業権付与の停止を提案
ペルー:Milpo社、2011年Q1利益、84%増加
ペルー:2011年1~2月の鉱業投資額、前年同期比40%増
アルゼンチン:Orocobre社、Olaroz塩湖リチウム・プロジェクトのDFS結果発表
メキシコ:2011年2月主要非鉄金属生産量
メキシコ:Primero社、San Dimas金銀鉱山のストライキが解決
メキシコ:Minera Frisco、2011年Q1は純益が前年同期比86%減
メキシコ:Peñoles、2011年Q1は前年同期比125%増の288百万US$の純益を計上
ドミニカ共和国:Pueblo Viejo金プロジェクト、2011年Q4の操業開始に向けて順調に進捗

[ 北米 ]
加:BC州北西部の送電網敷設計画に先住民が警告

  [ 欧州・CIS ]
ロシア:ステンレス製品輸入増加が続く
ロシア:中国からのステンレス製生活用品の輸入増加傾向続く
スイス:Xstrata社2011年Q1の銅生産前年同期比6%減
スウェーデン:Tasman Metals社、2016年レアアース生産を目指す
英:GFMS社、白金・パラジウムの需給動向を発表
英:LME、独自のクリアリングハウス構築を検討

[ アフリカ ]
ナミビア:戦略的鉱物の全ての探鉱権及び採掘権を鉱業公社に付与

[ オセアニア ]
豪:Goldman Sachs Australia社、2013年には供給過剰になるとのレアアースの将来需給に関する報告書を発表
豪:Traxys Group、タンタル鉱山所有のGlobal Advanced Metals社へ投資
豪:SA州Woomera立入制限区域を鉱山開発に開放
豪:アンチモン・ジュニア探鉱企業Anchor Resources社、中国企業の買収提案を受入れ
豪:SA州は改正鉱業法規を2011年7月1日から施行
豪:ウラン・コンサルタントのUxC、世界の原子力発電量を下方修正
豪:連邦政府は2011/12年度の予算書を発表、資源ブームに応じた配分
豪:連邦裁判所、Fortescueの訴えを退ける
豪:Chi-XASXのライバルとなるか
豪:Fly-in Fly-outで雇用の後押し
PNG:Nautilus社、Bismarck海Solwara1プロジェクトに進展

[ アジア ]
中国:江西銅業、2015年までに銅製造量150万t年の達成を目標
中国:2011年3月ボーキサイト輸入、最高記録達成
中国:10種非鉄金属生産に上限設定
中国:業界団体幹部、非鉄金属産業の今後の動向を語る
中国:中金嶺南、2011年は鉛・亜鉛生産量20万tを計画
中国:2011年Q1レアアース輸出増加


チリ:Pucobreが銅生産量15万t/年を視野

 メディア報道によると、Pucobre(Sociedad Punta del Cobre S.A、.本社:サンティアゴ)は2010年に32,305 tであった銅の生産量を15万t/年まで増産することを視野に入れている。同社はFSステージのプロジェクトを2件保有しており、どちらも現在Pucobreが権益を保有する鉱山よりも大規模となる予定。投資額は全体で10億US$が見込まれている。
 Pucobreは2011年3月25日に、Explorator Resources(加・トロント)とExplorator社の株式をPucobreが100%取得することで合意したと発表した。投資額は57.9百万US$、株式取得完了は2011年5月中の見込みである。Explorator ResourcesはEl Espinoプロジェクト(チリ第Ⅳ州)の権益49%を保有し(51%はPucobre)、オペレートしている。
 Pucobreはチリにおいて、Punta del Cobre銅鉱山、Venado Sur銅鉱山、Biocobre銅カソードプラント、San Jose選鉱プラント(全て第Ⅲ州)を操業している。

(2011. 4. 27 サンティアゴ 縫部保徳) 目次へ
チリ:2011年Q1の銅生産量は鉱石品位の低下により微減

 チリ国家統計局(INE)の発表によると、チリの2011年Q1銅生産量は1.267百万tで前年同期の1.269百万tから微減となった。INEは鉱石品位の低下と複数の鉱山における磨鉱設備の問題によるものと説明している。2011年3月の銅生産量は450,507 t。
 3月の金属指数は銅の生産が減少したものの、モリブデン、金、銀の生産が増加したことにより、前年同期比で1.9%上昇した。


表 2011年3月の非鉄金属生産量(銅・モリブデン・金・銀)
  銅(t) モリブデン(t) 金(kg) 銀(kg)
2011年3月 450,507 3,602 4,029.3 114,630.2
2010年3月 451,127 2,485 3,544.7 106,698.3
増減(%) -0.1 44.9 13.7 7.4
(2011. 4. 28 サンティアゴ 縫部保徳) 目次へ
チリ:Zaldívar硫化鉱プロジェクトのプレFSは2012年Q2に完了予定

 メディア報道によると、Zaldívar銅鉱山(チリ第Ⅱ州)の深部初生硫化鉱体開発のためのプレFSは2012年Q2に完了する見込みである。同プロジェクトの環境ベースライン調査も同じタイムフレームで完了する予定。
 Zaldívar銅鉱山は、Barrick Gold(本社:加トロント)が100%の権益を有する。同社は、初成硫化鉱処理に関するエンジニアリング概念設計を最近完了した。設計では、鉱石処理量12万~14万t/日の選鉱設備の追加により、約25年間にわたり銅の生産量が計13.6万t増加することが示されている。Zaldívar鉱山の初成硫化鉱体は、銅量60億lb(2.72百万t)、金量約2.4百万oz(68 t)とされる。
 Zaldívar銅鉱山の2010年銅生産量は14.4万tであった。

(2011. 4. 28 サンティアゴ 縫部保徳) 目次へ
チリ:Barrick社がCerro Casale金・銅プロジェクトの設備投資額増加額を2011年Q2に発表

 メディア報道によると、20~25%の増加が見込まれるCerro Casale金・銅プロジェクト(Barrick Gold 75%、Kinross Gold 25%)の生産前設備投資額は、2011年Q2報告とともに正式に発表される予定である。
 Barrick Gold CEOのAaron Regent氏は「チリペソ高、労働者、コモディティー、その他のコスト高が影響し、設備投資額は以前に見積もった42億US$より20~25%増える可能性が予察的に示されている」と語った。
 Barrick Goldは環境影響評価(EIS)、政府との協議、地元及び原住民グループとの対話を続けており、EISは2011年度中頃に環境省(MMA)に提出される。
 2009年のFSによると、Cerro Casaleプロジェクトの生産開始から最初の5年間は、トータルキャッシュコスト240~260 US$/ozで75万~82.5万oz(23.3~25.7 t)/年の金、7.7万~8.8万t/年の銅の生産が見込まれている。

(2011. 4. 28 サンティアゴ 縫部保徳) 目次へ
チリ:West Wallプロジェクトでの40百万US$のボーリング探鉱が認可される

 メディア報道によると、Anglo AmericanとXstrata CopperのJVであるWest Wallプロジェクト(チリ第Ⅴ州)の40百万US$に上るボーリング探鉱開始のための環境認可が認められた。同プロジェクトの権益比率はAnglo American 50%、Xstrata Copper 50%である。
 今回のボーリング探鉱は地質学的・鉱物学的な不確定要素を減ずることが目的である。この作業は当初、2010年12月に開始、6年をかけ、掘進長200~600 mのコア及びRCボーリングを323孔、計20万m実施する予定であった。
 West Wallプロジェクトはサンティアゴの北東100 km、Rio Blanco-Los Bronces地区から70 km北に位置する。2010年10月にAnglo American、Xstrata Copper両社は、Lagunillas鉱体の予測資源量として750百万t、Cu 0.54%、Mo 0.01%(カットオフ品位Cu 0.3%)を発表している。

(2011. 5. 2 サンティアゴ 縫部保徳) 目次へ
チリ:CODELCOがChuquicamata事業所管理職員の配置転換に関する予備協約に合意

 メディア報道によると、CODELCO Chuquicamata事業所の管理職員組合と経営者側が、退職勧告を受けた90人の管理職の配置転換に関する予備協約に合意した。
 管理職組合委員長のGrimaldo Ponce氏は、「我々は、90人のうち、何人が北部操業地域内の他の事業所に配置転換されるのか、最終合意の締結に向け取り組まねばならない」と述べた。Ponce氏によると、2010年末の退職プラン完了後、CODELCO経営陣は将来の成長に向け労働力の縮小と若返りのための人員整理を行う必要があると述べている。
 2010年には全職員19,425名の11.4%にあたる2,218名の労働者が自発的な退職プランを受け入れている。

(2011. 5. 2 サンティアゴ 縫部保徳) 目次へ
チリ:SQMが銅・金の探鉱を再開

 メディア報道によると、世界有数の肥料会社であるSQM(本社:サンティアゴ)がチリ第Ⅱ州にある同社の鉱区において銅・金の探鉱を再開した。SQM COOのPatricio de Solminihac氏は、「我々は銅・金探鉱プロジェクトを再開することを決定した。既に興味深い複数のエリアとターゲットを把握している。」と述べた。「我々は既にある自分たちの天然資源を保護するための重要な鉱業権益を保有しており、これらは世界最大の銅埋蔵量を誇るだけでなく、大量の金を胚胎する地域に位置している。我々の権益内に銅・金鉱床が胚胎する可能性は高く、我々が探鉱を行いたいと考えることは自然な流れである。」とde Solminihac氏は語った。
 SQMは銅探鉱の経験を有しており、同社の探鉱チームはチリ第Ⅱ州においてAntucoya銅鉱床を発見、このプロジェクトはAntofagasta Mineralsに売却されている。Antofagasta Mineralsは2011年7月に950百万US$からなる本プロジェクトのFS完了を見込んでいる。

(2011. 5. 3 サンティアゴ 縫部保徳) 目次へ
チリ:POSCOがリチウム開発に関するMOUを締結

 韓国POSCOとLi3 Energy社(本社:リマ、以下Li3)は2011年5月6日、チリにおけるリチウム開発に関するMOUを締結した。MOUの主な内容は以下のとおり。
 ・リチウム及び有用資源を含んだかん水を利用する共同事業の可能性を調査、評価する。
 ・韓国又はチリにおけるパイロットプラント建設について評価を行う。POSCOはLi3社の株式取得により出資を行わなければならない。
 ・パイロットプラントの評価結果次第で、炭酸リチウム及びその他有用副産物生産のためのフルスケール商業プラントの建設を行う。POSCOはLi3社の株式取得により出資を行わなければならない。
 ・商業プラントへの出資に関連して、プロラタ条件で操業が行われている期間中、POSCOには商業プラントで生産される炭酸リチウム及び他の副産物の引取権が与えられる。
 Li3はペルー、アルゼンチン、チリ、米国においてリチウム権益の取得を進めている。同社は、チリ北部のMaricungaプロジェクトを保有する民間企業グループ「Sociedades Legales de Minerales de LITIO 1 a 6 de la Sierra Hoyada de Maricunga」のシェア60%を取得することを2011年3月に同グループと合意している。

(2011. 5. 9 サンティアゴ 縫部保徳) 目次へ
チリ・アルゼンチン:Pascua Lamaの初期剥土工事は2011年Q4に開始予定

 メディア報道によると、Barrick Gold(本社:加・トロント)はチリ・アルゼンチン国境に位置するPascua Lama金・銀プロジェクトの初期剥土を2011年末までに開始する予定である。
 「建設工事は65%以上が完了し、初期剥土を2011年Q4に開始するため準備中である」とBarrick Gold CEOのAaron Regent氏は述べた。
 チリ側では送電線の敷設が進行中で、新しいアクセス道路は2011年Q2に使用可能となる見込みである。アルゼンチン側の貯鉱及び磨鉱プラットフォームは完成間近であり、処理プラント建設のためのコンクリート打設は2011年Q2に開始される。
 Pascua Lamaでは生産開始から5年間はトータルキャッシュコスト20~50 US$/oz(銀価格を16 US$/ozとした場合)で75万~80万oz/年(23.3 t~24.9 t/年)の金の生産が見込まれている。

(2011. 4. 28 サンティアゴ 縫部保徳) 目次へ
ブラジル:リチウム開発で中国と協議

 メディア報道によると、ブラジル開発商工省は、2011年5月6日に中国の商務貿易関係者と、ブラジルでのリチウム資源開発について協議した。ブラジル側は、投資ネットワーク(RENAI:Rede Nacional de Informações sobre o Investimento)、鉱山動力省(DNPM)、科学技術省、ブラジル開発銀行(BNDES)、ブラジル輸出投資促進庁(Apex-Brazil)、Manaus自由特区管理事務所(SUFRAMA)、国営通信庁(Anatel)、高等経済研究所(IPEA)、Extremo Sul Santa Catarina大学(UNESCO)、Nordeste銀行等が参加した。中国側は、在ブラジル中国大使館の他、中国開発銀行、民間企業が参加した。
 DNPMによると、Minas Gerais州のItinga Aracuai、Ceara州Solenopole、Quixeramobimでリチウムの生産が行われており、主に化学品(グリース、潤滑剤)、アルミ合金、セラミックス、電池等の分野で使われている。

(2011. 5. 9 サンティアゴ 神谷夏実) 目次へ
ブラジル:Rousseff大統領、鉱業ロイヤルティ導入を再確認

 メディア報道によると、ブラジルRousseff大統領は、鉱業ロイヤルティ(CFEM Tax)について、現在の低すぎる税率を早急に改訂すべきであると語った。現在、ブラジルで鉱山操業する企業は、純利益の0.2~3%のロイヤルティを支払っている。ボーキサイト、マンガン鉱石、岩塩、カリウム鉱石等が税率3%であるのに対し、鉄鉱石、肥料原料、石炭等が2%の税率となっている。また金は1%、貴石、カーバイト等は0.2%となっている。徴収されたロイヤルティは、地方自治体65%、連邦政府12%、州政府23%の割合で分配されている。
 現在のロイヤルティ引き上げ案では、企業の純利益に課税しているものを売上げベースに改訂するとともに、配分を鉱業生産のある地方自治体に60%、鉱業の影響を受ける地方自治体に10%、州政府に20%、連邦政府に10%としている。2010年のロイヤルティ支払い額は10億レアル(約6.35億US$)に上った。

(2011. 5. 9 サンティアゴ 神谷夏実) 目次へ
ペルー:Quellaveco銅プロジェクト反対運動の動向

 2011年4月26日付け地元紙等によると、水利用問題や環境汚染への危惧等を理由に反対運動が起きているAnglo AmericanのQuellaveco銅プロジェクト(Moquegua県)に関して、5月5日に当事者の代表等による対話協議会が予定されている中、プロジェクト地域のTorata村のHurtado村長が同協議会に出席しない方針を明らかにした。
 同村長は、出席取り止めの理由は、Hurtado村代表者の同協議会への参加人数を増やせないことであり、村民との話し合いの結果であると説明した。また、プロジェクトに反対する理由は、鉱山による水利用とその結果もたらされる環境汚染であるとし、実例としてSouthern Copper社のCuajone鉱山(Moquegua県)が河川沿いに大量のズリ堆積場を築いた上、ダムの建設によって村が利用できる水が管理・制限されていることを挙げた。
 同村長は、プロジェクトを受け入れるか否かに関する決定は、最終的に村民の判断に委ねられるとの考えを示した。

(2011. 5. 2 リマ 山内英生) 目次へ
ペルー:Buenaventura社、Uchucchacua銀鉱山の操業再開

 2011年4月26日付け地元紙等によると、Buenaventura社は、労働者によるストライキや地域住民による抗議行動によって3週間にわたって操業を停止していたUchucchacua銀鉱山が生産を再開したと発表した。
 Uchucchacua銀鉱山は、2010年のBuenaventura社全体の銀生産量の70%に相当する9.27百万oz(約288 t)の銀を生産した。

(2011. 5. 2 リマ 山内英生) 目次へ
ペルー:Puno県で反鉱業デモ、県政府は鉱業権付与の停止を提案

 2011年4月27日付け地元紙等によると、Puno県でペルー南部天然資源保護戦線が中心となった反鉱業デモが開始され、道路封鎖等が実施されている。
 Puno県知事は、鉱業の対象外となる農業地区を確定するまでの間、エネルギー鉱山省による同県内の鉱業権付与の停止を提案したほか、同県のChucuito郡で活動するSanta Ana社と地元住民の対立問題への仲介を行うよう中央政府に要請する旨を明らかにした。また、同県知事は、5月9日に13の郡の代表及び専門家を交えた会合を開き、鉱業を巡る問題に関して引き続き協議を行うこととしている。
 このような状況に関して、エネルギー鉱山省のVargas鉱業総局長は、Puno県議会は2011年3月に同県を鉱業活動除外地域として宣言する条例を発布するなど、鉱業権付与の阻止に向けた動きを既に進行させていると述べるとともに、Puno県では4社が鉱山を操業しており、探鉱プロジェクトも20件余り存在するとして、各組織や自治体の代表者らに対して、合法的な鉱業がもたらす恩恵や利益も考慮することが必要であるとの考えを示した。

(2011. 5. 2 リマ 山内英生) 目次へ
ペルー:Milpo社、2011年Q1利益、84%増加

 2011年4月28日付け地元紙等によると、Milpo社は、2011年Q1の利益が57.02百万US$に達し、金属価格の上昇により2010年同期の30.94百万US$と比較して利益が84%増加したことを明らかにした。

(2011. 5. 2 リマ 山内英生) 目次へ
ペルー:2011年1~2月の鉱業投資額、前年同期比40%増

 ペルー・エネルギー鉱山省によると、2011年1~2月における鉱業投資額は646.98百万US$で、2010年同期と比較して41%増加した。投資内訳は、採掘・開発費が125.8百万US$、探鉱費が110.9百万US$、インフラ建設費が108百万US$等となっている。
 同省のLuna鉱業促進部長によれば、現在大統領選挙が行われているペルーでは、鉱業が選挙戦のテーマの一つとして取り上げられているものの、既に計画されている鉱業投資は長期的なものであり、選挙による特段の影響や変化はないとの見方を示した。また、新規プロジェクトだけでなくCerro VerdeやAntamina、Cuajone、Shougangといった主要鉱山の拡張も含めたこれら鉱業投資は、今後420億US$が予定されていることを明らかにした。
 同部長によると、2011年1~2月にはXstrata Copper社がAntapaccay銅プロジェクト(2012年操業開始予定)の鉱山建設に125百万US$を投資し、また、同時期にAntamina銅・亜鉛鉱山に60百万US$、Yanacocha金鉱山に56百万US$などの大規模な投資が行われていることを明らかにした。
 なお、Xstrata Copper社のDrago事業部長は、ペルーの今後の展望に関して、投資環境は変化しないとの見解に基づいて投資を実施しているとコメントした。
 一方、エネルギー鉱山省のLuna鉱業促進部長は、鉱山開発プロジェクトに大きな変化は見られないものの、選挙シーズンには、比較的リスクの高い投資であるジュニア企業の探鉱活動が停滞する傾向にあることに言及した。

(2011. 5. 2 リマ 山内英生) 目次へ
アルゼンチン:Orocobre社、Olaroz塩湖リチウム・プロジェクトのDFS結果発表

 Orocobre社は、2011年5月4日、Olaroz塩湖リチウムプロジェクトのDefinitive FS(DFS)結果として、長期操業の十分な資源量を確保し、電池使用のリチウムの低コスト生産が可能であると発表した。DFSの内容は、生産物は炭酸リチウムと副産物のカリウムで、生産量は炭酸リチウム16,400 t/年、カリウム10,000 t/年、初期投資額は207百万US$(カリウムを含むと221百万$)、キャッシュコスト1,512 US$/LiC(カリウムを含むと1,230 US$/LiC)、マインライフ40年、資源量6.4百万t(炭酸リチウム換算)、塩化カリウム19.3百万tである。同社は、このDFS結果はリチウム鉱石生産者のみならず、他の塩湖リチウム生産者に比べても競争力があるとしている。
 最終的な開発の判断は、Jujuy州政府の許認可後となるとのことである。

(2011. 5. 9 サンティアゴ 神谷夏実) 目次へ
メキシコ:2011年2月主要非鉄金属生産量

 INEGI(メキシコ国立統計地理情報院)は、4月29日付けHPにて、2011年2月のメキシコ主要非鉄金属生産量(速報値)を、下表のとおり発表した。


  2010年
2月
2011年
1月
2011年
2月
前年
同月比(%)
前月比
(%)
2010年
1~2月期
2011年
1~2月期
前年
同期比(%)
金(kg) 4,591 5,614 5,427 +18 -3 9,065 11,041 +22
銀(kg) 225,516 268,612 278,287 +23 +4 456,760 546,899 +20
鉛(t) 8,884 10,825 14,695 +65 +36 16,287 25,520 +57
銅(t) 18,197 26,891 23,732 +30 -12 37,170 50,623 +36
亜鉛(t) 31,776 31,494 43,854 +38 +39 67,481 75,348 +12
(2011. 5. 1 メキシコ 高木博康) 目次へ
メキシコ:Primero社、San Dimas金銀鉱山のストライキが解決

 Primero Mining Corp.(本社:加・Toronto)は、メキシコに保有するSan Dimas金銀鉱山の金銀抽出プラント労働者によるストライキが解決したと2011年5月2日付け同社HPに発表した。
 2011年3月30日、同鉱山の労働組合のうち、「鉱山労働者全国労働組合」傘下の金銀抽出プラント労働者による労働組合は、2010年の同鉱山の純益に対する労働者への配当金支給額を不満としてストライキに突入した。その後、同社と同組合は協議を続け、支給額の合意に至り、2011年5月1日から同組合の労働者は職場に復帰した。
 同鉱山の採掘及び探鉱に従事する労働者の労働組合とは当初から合意に至っており、この間も労働を継続していた。同社は、この間にストックされた粗鉱をプラントで処理することにより、2011年当初計画の年間生産量(金換算3.4~3.7 t)を達成できるとしている。
 同鉱山の2010年生産量は、金2.66 t、銀140.9 tであった。

(2011. 5. 9 メキシコ 高木博康) 目次へ
メキシコ:Minera Frisco、2011年Q1は純益が前年同期比86%減

 Grupo Carsoの鉱業部門子会社であるMinera Friscoは、2011年Q1の業績及び金属生産量を下表のとおり、2011年5月2日付け同社HPに発表した。同社は、金属価格の高騰と貴金属及び銅の生産増加により前年同期比19%増の1,891百万Peso(158百万US$)の売上高を記録したものの、外国為替の損失と高い利子によるファイナンシャルコストの増大により、純益は前年同期比86%減の51百万Peso(4.3百万US$)の純益に留まった。
 同社は、2011年1月にメキシコ株式市場に上場している。2011年4月29日の株主総会においてTayahua多金属鉱山の買収が承認され、同鉱山の権益51%を保有し傘下に治めることとなった。これにより、同社は、メキシコにおいて、El Cornel金銀鉱山、Acientos多金属鉱山、San Francisco de Oro多金属鉱山、Maria銅鉱山、San Felipe金銀鉱山及びTayahua多金属鉱山の6鉱山を操業することになる。


(百万Peso) 2011年Q1 2010年Q1 前年同期比(%)
売上高 1,891 1,583 +19
営業利益 798 765 +2
EBITDA 913 873 +5
ファイナンシャルコスト -646 -164  
当期利益 51 369 -86

  2011年Q1 2010年Q1 前年同期比(%)
金(kg) 1,609 1,183 +36
銀(kg) 42,187 35,383 +19
銅(t) 5,049 3,198 +58
亜鉛(t) 20,792 24,466 -15
鉛(t) 5,739 5,806 -1
(2011. 5. 9 メキシコ 高木博康) 目次へ
メキシコ:Peñoles、2011年Q1は前年同期比125%増の288百万US$の純益を計上

 Peñolesは、2011年Q1の業績及び金属生産量を下表のとおり、2011年5月2日付け同社HPに発表した。今期の損益は、金属市況の高騰と金等の生産増加により前年同期比124.6%増の3,442百万Peso(287.6百万US$)と大幅に伸びている。


(百万Peso) 2011年Q1 2010年Q1 前年同期比(%)
売上高 20,762.2 14,229.5 +46
当期利益 3,442.1 1,532.5 +124.6

  2011年Q1 2010年Q1 前年同期比(%)
金(kg) 4,687 4,104 +14
銀(kg) 376,205 384,077 -2
鉛(t) 15,977 14,957 +7
亜鉛(t) 45,000 44,397 +1
銅(t) 3,414 3,456 -1
銅カソード(t) 6,322 4,541 +39
(2011. 5. 9 メキシコ 高木博康) 目次へ
ドミニカ共和国:Pueblo Viejo金プロジェクト、2011年Q4の操業開始に向けて順調に進捗

 Barrick Gold Corp.(本社:加・Toronto)は、ドミニカ共和国のPueblo Viejo金プロジェクトが2011年Q4の操業開始に向けて順調に進捗している旨を2011年4月28日付け同社HPに発表した。
 同プロジェクトの建設工事は約55%が完成しており、オートクレーブは既に4台とも設置されている。生産開始前に必要な資金33~35億US$の80%は確保しており、商業生産開始は2012年Q1に見込まれる。
 同プロジェクトは、Barrick社60%及びGoldcorp社40%権益で、金の概測・精測資源量が737 tと評価され、最初の5年間の金の年間生産量は32.4~35.0 tと見込まれている。

(2011. 5. 2 メキシコ 雲雀あや) 目次へ
加:BC州北西部の送電網敷設計画に先住民が警告

 地元紙等は、BC州の先住民2部族(GitanyowとLax KW’alaams)が、BC Hydro(British Columbia Hydro and Power Authority)がBC州北西部の送電網敷設計画(Northwest Transmission Line project、以下、同計画)に関する交渉態度を変えない限り、彼らの領域を通る送電線を封鎖すると警告したと報じた。
 この計画は、BC州北西部Terrace市の南に位置するSkeena変電所から新たに建設されるBob Quinn Lake変電所までの344 kmを287 kVの送電線でつなぐものであり、建設総工費は4億400万C$が見込まれている。
 先住民は、同計画に対し連邦政府から2011年5月6日に環境認可が与えられて工事に向けて計画が前進したことを受けて、ビーズ(無価値な物)を土地と交換するようなものだとして、BC Hydroからの現金支払いの申し出を受け入れない方針である。
 Terrace市から北へ344 km伸びる送電線は、州北西部の探鉱及び採掘に裨益すると予想されているが、送電線のルートは少なくとも先住民7部族の領域を通過し、BC Hydroはまだ4部族と利益協定を締結できていない。
 さらに送電線の1/3は、今回警告を発した先住民2部族(GitanyowとLax KW’alaams)の領域を通ることになっている。
 先住民Lax KW’alaamsのBob Moraes評議員は、「我々はGitanyowと力を合わせる準備が出来ている。まだ協定を締結していない他の部族とより大きい連合を形成する準備をしている。我々の目的は長期のビジネスチャンスに参加することであり、1回限りの現金支払いは望んでいない。送電線をつなぐために他の会社と手を組むことも出来る。」と述べている。
  また、先住民GitanyowのGlen Williams交渉責任者は、「我々と隣接する部族Nisga’aとBC Hydroが締結した協定には、2つの部族(GitanyowとNisga’a)で論争中の領域が含まれている。その協定では、我々の領域の中央を60 km以上通ることになる。」と述べ、2部族間の領域問題を復活させるとして、BC Hydroを起訴している。

(2011. 5. 9 バンクーバー 大北博紀) 目次へ
ロシア:ステンレス製品輸入増加が続く

 当地報道では、ロシアへのステンレス製品輸入が増大している旨報道している。
 特殊鋼協会の専門家によると、2011年Q1におけるロシアのステンレス製主要製品の輸入量は前年同期比37.6%増の48,064 tとなった。これは2008年の経済危機前を30%も超える水準である。一次製品の輸入は3.8倍に増え、平板の輸入は約20%増えた。棒状圧延製品とワイヤはそれぞれ127%、115%増えた。管製品では、ステンレス製シームレス管が51.6%増、電気溶接管が30.7%増であった。このような著しい輸入増は、最終需要の増大の他、ロシア国内におけるステンレス製品の生産品目が限定されているとの分析である。
 なお、2011年1~3月のロシアのステンレス鋼輸入内訳は、平板が全体の62.4%(前年同期:71.7%)を占め、続いて棒状圧延製品(17.9%、前年同期:10.9%)、電気溶接管(8.5%、前年同期:6.1%)、シームレス管(6.7%、前年同期:9.0%)、ワイヤ(3.2%、前年同期:2.0%)、一次製品(1.2%、前年同期:0.3%)となっている。

(2011. 4. 27 モスクワ 大木雅文) 目次へ
ロシア:中国からのステンレス製生活用品の輸入増加傾向続く

 当地報道では、中国からのステンレス製生活用品の輸入が近年継続して拡大しており、8割を超えた旨を伝えている。2011年Q1におけるロシアへのステンレス生活用品(食器、台所用品、衛生用品など)の輸入は7,628 tに上った。これは前年同期比7%増で、ロシアのステンレス製品全体からみると14%に相当するが、その85%が中国製である。
 2007年Q1の輸入は6,633 tであり、中国製品の比率は47%に過ぎなかった。2008年Q1には9,575 tで、中国製品のシェアは57%となった。2009年には経済危機が到来し輸入(同期)は5,528 tに落ちたが、中国製品のシェアは65%まで高まった。2010年(Q1)には7,107 tまで回復し、中国製品のシェアは79%に上昇した。通年で見ても中国製品の輸入動向には同様の傾向が認められる。

(2011. 5. 3 モスクワ 大木雅文) 目次へ
スイス:Xstrata社2011年Q1の銅生産前年同期比6%減

 2011年5月4日、スイス資源メジャーのXstrata社は2011年Q1の生産状況を公表した。それによると、銅生産は、チリCollahuasi鉱山での悪天候、アルゼンチンAlumbrera鉱山での鉱石低品位化の影響により前年同期比6%減少した。他方、ニッケル地金生産は、Falcondoフェロニッケル製錬所の再稼働により同6%増、フェロクロム生産は同4%増等となっている。

(2011. 5. 9 ロンドン 萩原崇弘) 目次へ
スウェーデン:Tasman Metals社、2016年レアアース生産を目指す

 報道によると、スウェーデン南部のNorra Kärrレアアース・プロジェクトを開発中のTasman Metals社(本社:カナダ・バンクーバー、TSX-V上場)CEO Mark Saxon氏は、数か月のうちに米国証券市場に上場し、2012年年央に予定しているレアアース製錬プラント建設に向けて、レアアースの分離技術を有する欧州の企業パートナーとの話し合いを始めたいと表明した。
  同社HPによると、Norra Kärrレアアースプロジェクトは、レアアース資源量6,050万t、品位0.54%、うち重希土が占める割合は53%となっている。
 また、同氏は、同プロジェクトの試験サンプルでの実験では既に90%以上のレアアース抽出に成功していること、この数年でMoly corp(米)やLynas(豪)のレアアース鉱山の生産が再開されるものの、重希土については当面の需要を満たす供給体制が構築されないとの見通しを示し、同プロジェクトの2016年生産開始に自信を示したとのことである。

(2011. 5. 9 ロンドン 萩原崇弘) 目次へ
英:GFMS社、白金・パラジウムの需給動向を発表

 英国の貴金属調査会社GMFS社は2011年5月5日、白金及びパラジウム市場の需給動向を調査した『白金・パラジウム統計2011』を発表した。
1) 白金の需給
 2010年の白金の需給バランスは962千ozの供給過剰となった。2010年の白金需要の内訳をみると、自動車用触媒については、欧州におけるディーゼル車生産の回復の遅れとパラジウムへの代替が要因となり対前年比で16%増となったものの、金融危機前の数値を依然として大きく下回っている。一方、中国における宝飾用白金の需要が減少したことが影響して、宝飾用白金の需要は全体で対前年比17%減となっている。供給面については、南アでの白金生産量が対前年比3%増、宝飾用白金の回収が同30%増、自動車触媒用白金の回収が同15%増となり、世界全体の白金供給量は同5%増と増大した。
 2011年の白金の需給については、北米での白金増産による供給の拡大が予測される一方、日本での地震の影響やパラジウムへの代替により、白金需要は微増にとどまる見通しであることから、供給過剰の状態が続くと予想された。


表1.白金の需給(2009、2010年)(単位:千oz)
  2009年 2010年 対前年比(%)
白金供給 7291 7687 5
白金需要 6415 6725 5
需給バランス 876 962 10

2) パラジウムの需給
 2010年のパラジウムの需給バランスは551千ozの供給不足となった。主な要因は、ガソリン車の製造増加により自動車触媒用のパラジウムの需要が対前年比30%増となったことが挙げられる。一方、宝飾用パラジウムの需要は対前年比27%減となった。供給面では、地金生産量、自動車触媒及び宝飾用パラジウムの回収量ともに増加し、世界全体で対前年比8%増となった。
 2011年には、自動車触媒用のパラジウム需要がさらに伸び、北米における生産量増加を相殺して、引き続き供給不足となる見通しとされた。


表2.パラジウムの需給(2009、2010年)(単位:千oz)
  2009年 2010年 対前年比(%)
パラジウム供給 7504 8067 8
パラジウム需要 7591 8618 14
需給バランス -87 -551 533
(2011. 5. 9 ロンドン 北野由佳) 目次へ
英:LME、独自のクリアリングハウス構築を検討

 ロンドン金属取引所(LME)の最高経営責任者であるMartin Abbott氏は2011年5月3日、LME独自のクリアリングハウス(清算機関)を構築する方向で検討していることを明らかにした。LMEでは現在、独立清算機関であるLCHクリアネットを利用して、LME取引の清算を行っている。従来アウトハウス型だった清算システムを今後インハウス型にすることにより、LMEメンバーへのサービス向上と増収を目指している。Abbott氏は「インハウス型のクリアリングハウス構築に関しては、8か月をかけ調査を進めてきた。実現の可否に関して公に議論できる段階に達した。」とコメントした。今後、LMEメンバーとのミーティングを重ね、LME取締役員会の承認を得た後、2年をかけて独自のクリアリングハウスを構築していく予定である。また、新クリアリングハウス構築にかかる費用は明らかにされていないが、同氏によると、LMEメンバーの負担となることはないとされている。

(2011. 5. 9 ロンドン 北野由佳) 目次へ
ナミビア:戦略的鉱物の全ての探鉱権及び採掘権を鉱業公社に付与

 各社報道によると、ナミビアのKatali鉱業・エネルギー大臣は、2011年4月20日に行われた国会において、ウラン、銅、金、亜鉛、石炭を戦略的鉱物(Strategic Minerals)に指定し、それらの鉱物の全ての探鉱権及び採掘権を、鉱業公社のEpangelo Mining社に付与することを内閣が承認したと発言した。この制度が施行された場合には、ナミビア国内において戦略的鉱物に係る鉱業活動に参加するためには、鉱業権を持つEpangelo Mining社とJVを構築することが必要となる。今後、JV事業の条件としてEpangelo Mining社が51%以上の株式保有となることなどが設定されることが予想されている。
 これに対し、ナミビア鉱業会議所Veston Malangoゼネラル・マネージャーは、「Katali大臣に対して本件に関する懸念を既に表明し、更なる説明を求めている。」とコメントした。その後、同大臣は「既にライセンスを付与した案件には適用しない予定である。」と表明したとの報道があり、ナミビアで探鉱・開発や生産中の企業からは、既存のプロジェクトは新制度の影響を受けないとのコメントが相次いでいる。
 なお、ナミビア政府は、ナミビア南部のHaib銅プロジェクトを進めている加Afri-Can Marine Minerals社とEpangelo Mining社との間では、パートナーシップを強化していくとの意向を示している。

(2011. 5. 9 ロンドン 北野由佳) 目次へ
豪:Goldman Sachs Australia社、2013年には供給過剰になるとのレアアースの将来需給に関する報告書を発表

 2011年5月5日、Goldman Sachs Australia社は、レアアースの将来需給見通しの報告書を発表した。同社が発表した報告書によれば、「レアアースの中国の輸出枠は、中国国内の需要増によりさらに削減されるだろう。また、中国の輸出枠削減によるレアアースの需給の逼迫に伴い、2011年及び2012年にかけてレアアース価格の高騰が続くが、米国、豪州等、西側諸国の投資により2013年には供給過剰に転じ、2015年までには価格も下落していくだろう。」との見通しを示している。

(2011. 5. 9 ロンドン 萩原崇弘) 目次へ
豪:Traxys Group、タンタル鉱山所有のGlobal Advanced Metals社へ投資

 2011年5月2日、ルクセンブルクにある金属商社のTraxys Groupは、豪州外国投資審査委員会(FIRB)の承認が得られれば、豪州タンタル鉱山を所有するGlobal Advanced Metals社の株式20%を取得することで合意に至った、とロイターが伝えた。取得額は非公開としている。
 Global Advanced Metals社は、タンタルとリチウムの世界的サプライヤーであったTalison Minerals社の持っていた資産のうちタンタルの資産をTalison Tantalum Pty Ltd.(現Global Advanced Metals社)に、リチウムの資産をTalison Lithium社に分社化した。2005年にGreenbushesタンタル・リチウム鉱山(WA州)のタンタル生産を停止、2008年末には世界金融危機を受けてWodgina鉱山(WA州)を一時閉山したが、2010年12月14日、WA州でMt Cattlinリチウム・タンタル開発プロジェクトを手がけるGalaxy Resources Ltd.(本社:豪Perth、以下、Galaxy社)は、Global Advanced Metals社との間で同プロジェクトから産出されるタンタル精鉱の販売契約を締結したと発表し、2011年4月からタンタル生産を再開している。

(2011. 5. 10 シドニー 原田富雄) 目次へ
豪:SA州Woomera立入制限区域を鉱山開発に開放

 2011年5月3日、Ferguson資源エネルギー大臣、及びSmith国防大臣は、60年間に亘り鉱山開発が制限されてきたSA州Woomera立入制限区域(Woomera Prohibited Area、以下「WPA」)に関し、今後規制緩和する計画であるとの共同メディア・リリースを行った。
 WPAは、Red(赤)、Amber(黄)、Green(緑)の地域に分割され、時期をずらして開発許可を与える予定とされており、今後6か月をかけて開発に関する規制を検討した上で新法を成立させる予定である。外国投資に関しては、これまでどおり外国投資審査委員会(FIRB)による国益審査は必要になるが、WPA内には120もの探鉱権の申請が出されており、同区域に関係する資源会社は政府の取組みに歓迎の意を表明している。
 銅、金、ウラン、鉄鉱石などの資源が賦存するとされるWPAの開発に関しては、鉱業関係者から開放の要望が強く、これに呼応する形で、連邦政府は軍用試験が行われる中心部以外については土地の多目的利用が好ましいとの考えから、2010年5月より元連邦政府高官で国家安全保障評議会の委員を務めるAllan Hawke博士を中心にレビューを開始していた。今回、規制緩和が盛り込まれた報告書が提出されたことから両大臣が支持表明を行ったもので、同日午前、SA州のRann首相やKoutsantonis同州鉱物資源開発大臣と共にWPAを訪問したFerguson資源エネルギー大臣は、「今後10年間に亘り、銅、金、ウラン、鉄鉱石プロジェクトを含めた経済効果は350億A$を超える」と述べた。

(2011. 5. 10 シドニー 原田富雄) 目次へ
豪:アンチモン・ジュニア探鉱企業Anchor Resources社、中国企業の買収提案を受入れ

 2011年5月4日、アンチモンを対象としたジュニア探鉱企業Anchor Resources社(本社:NSW州Sydney)は、中国のChina Shandong Jinshunda Groupからの買収提案を受け入れるよう株主に推薦するとの決定を、役員会の満場一致で可決した。
 2010年12月20日、China Shandong Jinshunda Groupが買収提案を発表以降、Anchor Resources社は提案を拒絶してきたが、示された買収額を超える提案がなかったことから受け入れを了承した模様。
 同社は、NSW州北西部で探鉱中のBielsdownアンチモン・プロジェクトを保有する。

(2011. 5. 10 シドニー 原田富雄) 目次へ
豪:SA州は改正鉱業法規を2011年7月1日から施行

 2010年11月9日に策定された鉱業法(Mining Act 1971)の改正法案(Mining Miscellaneous Amendment Act)がSA州議会を通過し、現在同法規則の審議作業中で、早ければ2011年7月1日から施行される見込みである。
 改正は、承認プロセスの迅速化、透明性の確保及び効率的な業界規制が目的とされるが、「環境(Environment)」の定義の分類化を行うとともに、採掘リース(Mining Lease)、保留リース(Retention Lease)及び多目的ライセンス(Miscellaneous Purpose License)に関する申請手続きの変更を求める内容になると思われる。

(2011. 5. 10 シドニー 原田富雄) 目次へ
豪:ウラン・コンサルタントのUxC、世界の原子力発電量を下方修正

 ウラン・コンサルタントのUx Consulting(以下UxC)は、2011年3月に発生した福島第1原発事故を受け、2020年における世界の原子力発電量を、事故発生前の予測値に対して10%下方修正した。2020年に世界で稼働する原子炉数を545基、総発電量を490 GWと予測していたが43 GWほど引き下げた。また、2030年には原子炉数638基で総発電量632 GWと再予測したが、これは事故前の予測値から85 GW引き下げている。福島の事故は、日本以外にドイツを含めた西欧諸国、米国、更には新興経済国の原子力発電計画に影響するとUxCは述べている。
 2011年5月2日の週にウラン生産大手のCamecoも、2020年までの原子炉増設は当初の予想から10基引き下げ、ウラン需要もこれに伴い年率4%のマイナスと予想している。

(2011. 5. 10 シドニー 原田富雄) 目次へ
豪:連邦政府は2011/12年度の予算書を発表、資源ブームに応じた配分

 2011年5月10日、歳入3,499億A$、歳出3,658億A$に及ぶ2011/12年度の豪州連邦予算書をスワン財務大臣が発表した。
 2010年度は、世界金融危機の影響を受けた歳出超過を是正するために2012年度から導入するとした資源超過利潤税(現行政権は鉱物資源利用税に変更)の発表直後の予算案発表で注目を集めたが、今回は第2次資源ブームから引き起こされる労働者、及びインフラの不足に備えた予算の枠組みとなっている。資源関連の要点は次のとおり。
・将来の労働力への投資
 -国家労働力開発基金(National Workforce Development Fund)を通じ、質の高い職業
  訓練へ558百万A$を支出。職業訓練所は13万か所
 -見習い期間中の支援に200百万A$を支出
 -各州及び準州と連携し、職業訓練制度の見直しに対して12.5億A$を支出
 -新たな雇用機会のためのコア技能取得に関して263百万A$を支出
・インフラへの投資
 -2008/09年度からの6年間に362億A$を道路、鉄道及び港湾整備に支出
 -鉱業分野に関し、地方インフラ基金(Regional Infrastructure Funf)から最初の8件のインフラ整備に916百万A$を支出
  ①Gateway WA案件(WA州):480百万A$
  ②Townsville Ring Road案件(QLD州):160百万A$
  ③Peak Downs Highway案件(QLD州):120百万A$
  ④Blacksoil Infrastructure案件(QLD州):54百万A$
  ⑤Gladstone Port Access Road案件(QLD州):50百万A$
  ⑥Bruce and Capricom Highway案件(QLD州):40百万A$
  ⑦Mackay Ring Road Study案件(QLD州):10百万A$
  ⑧Scone Level Crossing Study(NSW州):2百万A$
 連邦予算書の発表を受け、豪州鉱業協会(MCA)は熟練労働者不足への取組み、移民労働者への対応、及びボトルネックとなっていた資源大州であるWA州、QLD州へのインフラ整備に重点を置いた歳出に関し歓迎のコメントを発表している。

(2011. 5. 11 シドニー 原田富雄) 目次へ
豪:連邦裁判所、Fortescueの訴えを退ける

 2011年5月5日、複数の地元紙は、Rio Tinto社のWA州Pilbara地域における主要な鉄道であるHamerslay鉄道の第三者アクセスの許可を求めるFortescue Metals社の訴えを連邦裁判所が退けた、と報じた。これは2010年10月、Australian Competition Tribunal (ACT)で出された、Rio Tinto社のHamersley鉄道とBHPB社のMt. Newman鉄道に対する第三者アクセスは不可ながら、Rio Tinto社のRobe River鉄道およびBHPB社のGoldsworthy鉄道への第三者アクセスを認める、という裁定に対し、Fortescue Metals社およびRio Tinto社が上訴していたもの。
さらに、今回の裁判ではRobe River鉄道に対する第三者アクセスについてもRio Tinto側を支持する形となり、第三者アクセスは不可となった。このため、Fortescue Metals社を含むPilbara地域の鉱山会社は、WA州法に基づき、BHPB社に対して鉱石の運搬を求めざるを得なくなったが、BHPB社もGoldsworthy鉄道についてRio Tinto社と同様に上訴すると予想され、交渉は難航すると思われる。

(2011. 5. 5 シドニー 栗原政臣) 目次へ
豪:Chi-XASXのライバルとなるか

 2011年5月5日、複数の地元紙等は、連邦政府が豪州で第2の取引シェアを持つ野村ホールディングス傘下のPTS(私設電子取引システム)運営会社Chi-Xに対し、代替証券取引業務の許可を与えたと報じた。Chi-Xはこれまでの4年間、連邦政府の承認を待っていた。Chi-Xの参入によりASXによる証券取引市場の独占体制は終焉を迎えることになる。一方連邦政府は、シンガポール証券取引所(SGX)と豪州証券取引所(ASX)の買収計画を否決している。Wayne Swan財務大臣は、Chi-Xによって豪州の中で競争が生まれ、投資家のコストも安く抑えられるだろうと述べた。また、財務大臣補佐で金融大臣のBill Shortenは、Chi-Xの存在は証券取引の世界に新しい手法をもたらし、低い取引コストは市場への参加を促し、退職年金基金などが有する資金の投資効率や資本の流動性を高める、と述べている。
 Chi-Xは、2011年10月31日までの開設を目指しているが、それまでにいくつかの達成しなければならない基準があり、投資家を保護するためのA$10百万の補償基金の開設、コンピューターシステムの確認、さらに不正行為に対するA$1百万の罰金を含む豪州証券取引委員会の定めた規制への同意などが必要となる。それらがクリアされれば、豪州の上位200の株式を扱う証券取引所として運営が開始される。アナリストは2年間で取引市場の25%を占めるだろうと予測している。

(2011. 5. 10 シドニー 栗原政臣) 目次へ
豪:Fly-in Fly-outで雇用の後押し

 2011年5月5日、Gillard政権の労働力増加のための戦略の一部として、Fly-in Fly-outによる鉱山関係の仕事が失業率が上昇し景気低迷する地域に対して普及されるだろう、と報じられた。Martin Ferguson資源エネルギー大臣は、この提案について政府は以下の3つの地域に対する適用を検討している、と述べている。
(1)ケアンズでの試験的なプログラム:これは選挙で約束されたもので、QLD州北部遠隔地において政府の指名したコーディネーターが失業者と鉱山、建設および社会基盤整備プロジェクトを繋ぐ役目を果たす。このプロジェクトは、自然災害のためにケアンズの観光産業が落ち込んでいることから現在、特に重要と考えられている。
(2)Galilee basinプロジェクト:その拡張工事と基盤整備事業によって、QLD州北部の労働者に雇用機会を与えると期待されている。
(3)南豪州のOlympic Dam鉱山の拡張プロジェクト:本プロジェクトはTAS州北西部の失業労働者へ利益を与えることが、優先されると思われる。この2つの州が組合わされた理由は、最近の林業の再編によりTAS州に4,000~5,000人の失業者が発生してこの地域の失業率が非常に高くなっており、南豪州より差し迫った問題になっているからと思われる。

(2011. 5. 10 シドニー 栗原政臣) 目次へ
PNG:Nautilus社、Bismarck海Solwara1プロジェクトに進展

 Nautilus Minerals Inc(本社:ON州Toronto、以下、Nautilus社)は、5月6日、パプアニューギニアのBismarck海Solwara1プロジェクト(以下、Solwara1)において、海底からの採鉱システムに要するスラリーポンプ(Subsea Slurry Lift Pump、以下、SSLP)を発注したと公表した。
 SSLPは、Solwara1で海底約1,600 mから採鉱母船にハイグレードなスラリーを揚鉱するためのポンプで、深海に賦存する銅・金等の鉱物資源の商業生産化に重要な設備である。
 Nautilus社は、2008年6月にGE Oil & Gas社とSSLPについて契約、その後、世界金融危機のため中断していたが、Nautilus社のSolwara1の採掘リース権や権益の取得、採鉱母船を提供するドイツの船舶企業Harren & Partner社との提携などプロジェクトが前進していることから、契約を回復したものである。

(2011. 5. 9 バンクーバー 大北博紀) 目次へ
中国:江西銅業、2015年までに銅製造量150万t年の達成を目標

 現地メディアによると、江西銅業の2010年売上額は764.4億元(117.8億US$)で前年比47.8%の増加、銅生産量は90万tであった。2011年の銅生産量は94万tと計画され、第12次5カ年計画(2015年まで)では、現在の生産能力比66.7%増の150万tを達成することが目標とされている。
 同社の2011年投資計画は約50億元(7.7億US$)で、主に広州の銅加工品プロジェクトと生産能力拡張プロジェクトに用いられる予定。また、これまでにアフガニスタンAynak銅鉱山及びNorthern Peru Copper社の銅鉱山にそれぞれ17億US$、25億US$が投入されているが、2011年は更にそれぞれ1,000万~2,000万US$、2,000万~3,000万US$を投入する予定である。この2鉱山の銅の年産能力はそれぞれ20万tで、2014年から2015年に生産開始予定。
 なお、同社は傘下に6鉱山を有し、銅の埋蔵量として1,130万tを保有しており、今後も鉱山買収が計画されている。

(2011. 5. 9 北京 土居正典) 目次へ
中国:2011年3月ボーキサイト輸入、最高記録達成

 中国税関統計によると、2011年3月のボーキサイト輸入量は3,561千tで月間最高記録を達成した。2011年Q1のボーキサイト輸入総量は8,749万t(対前年同期比39.22%増)であった。主に新規アルミプロジェクトによる。
 中国ボーキサイト主要輸入先(2011年1月―3月)


輸入先 3月輸入量
(千t)
1~3月
輸入総量
対前年
同期比(%)
3月輸入額
(千US$)
1~3月
輸入総額
対前年
同期比(%)
合計 3,561.8 8,749.1 39.22 161,638 387,984 47.24
インドネシア 2,913.2 6,738.7 53.75 125,844 282,396 63.7
豪州 648.3 1,693.3 1.01 35,723 90,650 10.75
インド 0 316.6 40.64 0 14,670 62.82
その他 0.3 0.5 - 71 268 -
(2011. 5. 9 北京 土居正典) 目次へ
中国:10種非鉄金属生産に上限設定

 安泰科によれば、中国政府は、エネルギー多消費型金属産業の生産能力過剰を抑制する措置として、10種非鉄金属(銅、鉛、亜鉛、ニッケル、アルミ、アンチモン、マグネシウム、チタン、水銀)の生産能力の年成長率を8%以内、年間生産量を4,100万tに制限する大枠を、第12次5カ年計画の一部として決定した。これに関して工業情報化部は、2015年までに銅、アルミ、鉛など非鉄金属のリサイクルを倍増させる他、鉛の生産企業統合に政府資金を投入する方針である。
 これを反映して、既存生産能力の1/3に相当する700万tの新規プロジェクトが計画されている電気アルミに関しては、それらのプロジェクトの全面停止が計画されている。なお、アルミについては、2009年9月に国務院により3年以内の新規事業は認めないなどの制限措置が実施されて来たが、顕著な成果が挙げられていない。国家統計局データによると、アルミ生産量は2010年は前年比20%増、2011年Q1では前年同期比1.6%増となっている。
 また、2010年の銅、アルミ、亜鉛、ニッケル及び錫の生産増加率は各々8%以上で、特にニッケルは24%であった。大手銅生産企業の江西銅業は、今後5年以内に生産能力を60%引き上げると公表している。

(2011. 5. 9 北京 土居正典) 目次へ
中国:業界団体幹部、非鉄金属産業の今後の動向を語る

 安泰科によれば、業界団体幹部は現地報道のインタビューに答え以下のように今後の動向について言及した。
 中国有色金属工業協会尚福山副会長は「第12次5カ年計画はまだ審議段階であり公表時期は確定できない」と語った。また、中国鉱業協会曾紹金副会長は「中国は鉱業大国であるが鉱業強国ではなく、産業規模は大きいが実力に乏しい。例えばレアアース産業は、企業規模が小さく実力に乏しいうえ分散しており、統合実施により国際的な発言力を獲得しなければならない」と語った。更に、中国有色金属工業協会康義前会長によれば、非鉄金属産業第12次5カ年計画では、世界のトップ500企業に中国企業が3~5社含められるべく、トップ10社での売上額が1,000億元(154億US$)を超過できるような産業再編を目指しているとのことである。

(2011. 5. 9 北京 土居正典) 目次へ
中国:中金嶺南、2011年は鉛・亜鉛生産量20万tを計画

 安泰科によれば、中金嶺南公司は2010年売上額が96.52億元(14.9億US$)(対前年比27.28%増)であったと発表した。鉛・亜鉛価格の上昇が寄与した。また、株主総会で発表された2011年の生産計画としては、精鉱が2010年とほぼ同量の31.14万t(金属量)、精錬鉛・亜鉛量は20万t、精錬銅量は9,300 tである。
 同社はここ数年海外への進出を強化しており、豪州、ドミニカ共和国などで事業を展開している。今後も資源買収を継続強化すること、そして技術改良などが計画の中心に据えられている。

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中国:2011年Q1レアアース輸出増加

 現地報道によると、2011年Q1のレアアース鉱石・金属の輸出額は対前年同期比7倍の7.015億US$に達し、輸出量は前年同期比27%増の 12,941 tであった。
 中国税関統計データによると、2010年のレアアース輸出量は39,183 tとなり、対前年比9.3%減であったが、輸出額は倍増した。

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