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報告書&レポート

2005年11月24日 シドニー事務所 永井正博、久保田博志、研究スタッフ:Joy A. Albert e-mail:masahiro-nagai@jogmec.net kubota-hiroshi_1@jogmec.go.jp
2005年82号

オーストラリア各州政府の探鉱促進政策

 オーストラリアでは金属鉱床探鉱投資の全世界に占めるシェアの低下傾向を憂慮し、各州政府が自州への探鉱投資促進政策を実施している。
 本稿は、オーストラリア各州政府が実施する探鉱促進策について報告する。

1. はじめに

 オーストラリア国内への金属鉱床探鉱投資のシェアは低下傾向にあり、全世界の探鉱費に占める割合は10数%まで落ち込んでいる。その原因として、「(1) 露頭地域は探査が進み、残された被覆地域での成果が上がらない、(2) 先住権などの土地アクセスの手続きに時間がかかる、(3) 税制と他の法律との対立、(4) 探査の国際化により、容易に探査のできる地域に企業がシフトしてしまった」などがあげられている。これに対して、オーストラリアの各州政府は、国内外の探査投資を自州に呼び込むための鉱業振興策を進めている。

2. 各州の鉱業政策

(1) ニューサウスウェルズ州
 ニューサウスウェルズ州第一次産業省は、2000年から2007年の7年間に30百万豪ドルを支出して石油・鉱物資源分野への民間投資を進めるための地球科学データを取得する探査促進事業「Exploration NSW Initiative」を実施している。
 対象地域は、Broken Hill地域、州の西・中・北西部地域、New England地域である。
 実施内容は、磁気・放射能探査と新たな広域地質図作成・資源評価のほか、過去125年間の企業探鉱の結果を網羅した公開ファイルのデータベース(DIGS)のインターネットサービスと探査・鉱区・地質等の閲覧可能なオンライン地図MinViewの運用などである。
 また、同州は、1993年から1997年の6年間に35百万豪ドルを投じて「Discover 2000」と称する探鉱促進政策を実施した。Broken Hill地域、Parkes、Bourke、Cargelligo-Narrandera、Albury-Wagga地域で空中物理探査、地表調査を実施したほか、地化学探査の改良(CRCLEME)、過去の探査データ100万件をデジタル化(DIGS)などを行っている。

(2) 北部準州
 北部準州地質調査所は、2002年から2006年の4年間に15.2百万豪ドルを支出して探査活動促進・探鉱投資の勧誘事業として「Building the Territory’s Resource Base」を実施している。
 対象地域は、Simpson砂漠、Macarthurベーズン、Tanami地域など。
 実施内容は、空中物理探査、深部地震探査、空間地質データ・総合的な地化学・ボーリング・データベース(STRIKE:Speace Territory Resource Information Kity for Exploration)の運用 * GIS形式のシームレス地質データベースの作成のほか、制度面では、DBIRDの諸手続きの短縮措置、土地アクセス改善と先住民地域の資源開発への理解促進事業などである。

(3) クィーンズランド州
 クィーンズランド州天然資源鉱山省は、2003年から2006年の4年間に20百万豪ドルを支出して初期段階での探査インセンティブ構築と探査と投資を結びつけることによる探査・投資促進事業として「Smart Exploration」を実施している。
 対象地域は、Mout Isa地域、Bowen・Suratベーズン、(クィーンズランド州中・南部)、Drummon ベーズン、(クィーンズランド州中部)、Mt Rawdon corridor(クィーンズランド州南西部)など。
 実施内容は、地質・地球物理学データ取得、蓄積された緒データ及び企業探査データのスキャン・デジタル化とインターネットサービス(QDEXシステム)、地球物理学データの変換などである。
 また、同州は、1998年から2001年の4年間に8百万豪ドルを投じて、「Prospectively Plus Initiative」と称する探鉱促進政策を実施。1.5百万kmに及ぶ空中物理探査データの取得、1.6百万点に及ぶ地化学データの取得したほか、クィーンズランド州内の過去の企業探査等のデータをデジタル化・オンライン化した(QDEX)、探査意思決定を支援するツールとしての双方向型資源・鉱区地図(DIGS)、Mt Isa地域鉱物資源レポート、州内の探査企業の80%を網羅した「Smart CD」の作成などを行っている。

(4) 南オーストラリア州
 南オーストラリア州第一次産業資源省は、2004から2009年の5年間に15百万豪ドルを支出して同州の資源投資先としての優位性促進事業として「A Plan for Accelerating Exploration(PACE)」を実施している。
 対象地域は、Broken Hill-Olary地域、Musgrave Block地域、Gawler Craton地域、Curmamona Province地域、Officerベーズン地域である。
 実施内容は、TEiSA 2020プロジェクトによる競争的な探査活動前(pre-competitive)の地球科学データ提供、全ての探査データをデジタル化・位置データを付加した仮想地球科学ライブラリの開発などである。
 また、同州は、1992年から1996年の4年間に23.5百万豪ドルを投じて、「South Australia Exploration Initiative」と称する探鉱促進政策を実施。Gawlor Craton、Wilyama Inliers、Adelaide Geosyncline、Kanmatoo Trough、Musgrave東部地域で、3年間で40万km2カバーする調査を実施。100万kmに及ぶ空中物理探査データの取得、15か所・1,000孔・6万kmに及ぶボーリングを実施している。

(5) タスマニア州
 タスマニア州鉱物資源省は、1.5百万豪ドルを支出したとして地球科学的データの取得と過去のデータのWebサイトによる提供事業「Tasmanian Information on Geoscientific & Exploration Resources (TIGER)」と採掘・処理分野など鉱業における地域開発促進事業「Western Tasmanian Regional Minerals Program」を実施している。
 対象地域は、タスマニア州西・北部。
 実施内容は、測線距離156,000kmに及ぶ空中物理探査実施と地域開発計画提案必要なインフラの特定のための調査などである。

(6) ビクトリア州
 ビクトリア州第一次産業省は、1994年から2005年の12年間に329.5百万豪ドルを支出して情報の提供による探査促進・補助事業として「Initiative for Minerals and Petroleum」を実施している。
 実施内容は、探査活動前(pre-competitive)の地球科学データ・情報の提供として、州の90%を網羅した地震探査データパッケージの作成、地質・地球物理・地化学・ボーリング・鉱区・鉱床・人工物データから成るデータセットのCD-ROM化、州の90%を網羅した空中物理探査データ、州の95%を網羅する地表重力探査データ、露頭地域の70%を網羅する一般地質図の作成・提供などである。

(7) 西オーストラリア州
 西オーストラリア州産業資源省は、2004年~2007年4年間に12百万豪ドルを西オーストラリア州地質調査所への追加予算措置をおこない、探査活動前(pre-competitive)の地球科学情報を取得・提供することで企業探査の促進を図っている。
 主な対象地域は、Murchison-Gascoyne地域(eastern wheat belt)Albany-Fraser orogen(Esperance~Warburton)Musgrave-Arunta地域(州境西Kimberley)。
 実施内容は、地質図作成をサポートし、また、新たな広域的な探査ターゲットを抽出するために空中磁気・放射線探査を重点的に実施するほか、制度面では、探査終了後5年以上経過した企業探査データを公開する鉱業法の改正案を提出している。

3. 探鉱振興政策の効果

 南オーストラリア州では、1992年から1996年の4年間に実施した探鉱促進政策SAEIの結果、ボーリング実績は20万km(1991年)から63.4万km(1997年)に、民間探鉱投資は17.2百万豪ドル(1991年)から53百万豪ドル(1997年)、鉱区は州面積の14%(1991年)から70%(1997年)の3倍に、企業のSAEI対象地域における探査地域は5%(1993年)から70%に拡大し、Gawlor Craton地域、Curmamona Province地域で有望地区を多数抽出した。また、1994年に開始したBHEIでは、民間探鉱投資が2.6百万豪ドル(1993年)から16.4百万豪ドル(1998年)に増加している。
 ビクトリア州では、多数の金鉱床発見(Stwell、Bendigo、FosterVille、Ballart等)に貢献し、ニューサウスウェルズ州では、金生産量が5t(1991/1992年)から30t(2004/2005年)に増加(オーストラリア第2位の生産量)したほか、北米大手産金企業の投資を得るなど探鉱投資が伸びている。

4. おわりに

 オーストラリア各州政府は、探鉱投資促進のために様々な振興策を実施している。州内の地質図の整備に始まり、物理探査データの取得、企業探鉱を含む過去のデータの収集、近年はそれらのデジタル化とインターネット配信などいわゆる情報インフラの整備(競争前段階の探査情報の提供)に力を注いでいる。また、各州政府は、自州・自国内での探鉱投資セミナーだけではなく、毎年、カナダで開催されるPDAC(Prospectors and Developers Association of Canada)などへも参加し投資を呼びかけている。

表1 現在実施中の州政府及び準州の探鉱促進政策

州/準州
ニューサウスウェルズ州
北部準州
クィーンズランド州
南オーストラリア州
タスマニア州
ビクトリア州
西オーストラリア州
政策名 Exploration NSW Initiative Building the Territory’s Resource Base 1) Smart Exploration
2) Exploration Attraction Initiative
1) A Plan for Accelerating Exploration(PACE)
2) TEISA 2020
1) TIGER Project (Tasmanian Information on Geoscientific & Exploration Resources)
2) Western Tasmanian Regional Minerals Program
Initiative for Minerals and Petroleum
(VIMP)
予算 30百万豪ドル 15.2百万豪ドル 1) 20百万豪ドル
2) 4百万豪ドル
1) 22.5百万豪ドル
2) 1.4百万豪ドル/年
(2百万豪ドル/年に増額)
1) 1.5百万豪ドル 29.5百万豪ドル 12百万豪ドル+追加予算1.2百万豪ドル
期間 7年間
(2000-2007年)
4年間
(2002-2006年)
4年間
(2003-2006年)
1) 5年間
(2004-2009年)
2) 5年間
(2004-2009年)
1) TIGER:実施中
2) Western Tasmanian Regional Minerals Program:最近終了
12年間?
(1994-2005年)
4年間
(2004-2007年)
目的 石油・鉱物資源分野への民間投資を進めるための地球科学データ取得の加速 探査活動の促進
探鉱投資の勧誘
重力・空中物理データを取得、地質図をアップグレードし、初期段階での探査インセンティフ構築と、探査と投資を結びつける。 南オーストラリア州の資源投資先として優位性の促進
(2010年には100百万豪ドルの探鉱投資、2020年には30億豪ドルの鉱業生産)
1) 鉱業(採掘・処理)分野における地域開発
2) 地域開発計画提案
必要なインフラの特定、地域開発のガイドライン
最新の地球科学データ、特に地球物理額データの取得と探査情報提供による探査促進と補助 競争的な探査活動前(pre-competitive)の地球科学情報を取得と、その先の企業探査の促進
実施機関 ニューサウスウェルズ州
第一次産業省
北部準州地質調査所 クィーンズランド州
天然資源鉱山省
南オーストラリア州
第一次産業資源省
タスマニア州鉱物資源省 ビクトリア州
第一次産業省鉱物石油
ビクトリア州地質調査所
西オーストラリア州
産業資源省
西オーストラリア州地質調査所
対象地域 Broken Hill地域、ニューサウスウェルズ州西・中・北西部地域New England地域 Simpson砂漠、Macarthurベーズン、Tanami地域 Mt Isa地域、Bowen・Suratベーズン(クィーンズランド州中・南部)、Drummon ベーズン(クィーンズランド州中部)、Mt Rawdon corridor (クィーンズランド州南西部) Broken Hill-Olary地域、 Musgrave Block、Gawler Craton、 Curmamona Province、 Officerベーズン 1) タスマニア全域
2) タスマニア州西・北部
(River Tarmarを東縁とするBass沖・Sorell ベーズンを含む)
Murchison-Gascoyne 地域(eastern wheat belt) Albany-Fraser orogen (Esperance~Warburton)
Musgrave-Arunta地域 (州境西Kimberley)
1) 地質図作成物理探査等データ取得 * 2000年から実施の磁気・放射能探査は150,000km2の範囲を完了し、NSW州の70%を網羅。
* 2005年、95,000km2の空中物理探査データ取得NSW州全土を網羅
* 新たな広域地質図・資源評価、ボーリング調査・放射能探査データ提供(中部Lachlan Fold Belt (Lake Cargelligo~Cobar~Bourke地域)、西部Lachlan Fold Belt (Goulburn地域)
* 地震探査とイメージング(Tomson Orogen~Daringベーズン)
* New England 地域西部資源図・データ作成・公表
* 3D解析(Cobar~Bourke)
* 物理探査を重点実施
空中物理探査完了
鉱床帯測線間隔400m、2,000m
* Macarthur Basin深部地震探査:終了
* Tanami地域地震探査
* 対象地域の地質・地球物理学データ取得
* 蓄積された表地質・ボーリング調査、地化学・地球物理学データの変換
* TEiSA 2020プロジェクトによる競争的な探査活動前(pre-competitive)データ提供($10 million) * 空中物理探査実施
東西方向
測線距離156,000km
測線間隔200m
対地高度80m
* 州の90%を網羅した地震探査データパッケージ完成、CD-ROM化(地質、地球物理、地化学、ボーリング、鉱区、鉱床、人工物データを含む)
* 州の90%を網羅した空中磁気・放射能探査データ提供測線長1万km
* 州の95%を網羅する地表重力探査(1~2km間隔)
* 露頭地域の70%を網羅する新しい地質図の作成
*Regolithマップ(1/10万)
* 地質解釈図(1/25万)
* 空中磁気・放射線探査を重点実施(地質調査所の広域地質図プログラム及び広域的な探査ターゲット抽出のために)
* 州の更に25%を網羅(現在、州の25%を網羅)
2) 情報サービス・諸調査 * DIGS (過去125年間の企業探鉱の結果を網羅した公開ファイルのデータベース)のインターネットサービス提供開始
* 探査・鉱区・地質等の閲覧可能なオンライン地図MinViewの運用
* 空間地質データ、総合的な地化学・ボーリング・データベース(STRIKE:Speace Territory Resource Information Kity for Exploration)の運用
* GIS形式のシームレス地質データベースの作成(地図縮尺を連続的に変化させて表示する)
* 企業探査データのスキャン・デジタルとインターネットサービス(QDEXシステム)
現在までの進捗率25%
* 全ての探査データをデジタル化・位置データ化した仮想地球科学ライブラリの開発 * TIGER:Webサイトからの探査関連データ提供サービス * オンライン・マッピングシステム(GeoVic)運用 * 州政府は企業探査データを(探査終了の)5年後に公開する鉱業法の改正案提出
* 終了後探査データ21,000件のスキャン
1.2百万豪ドル
* アクティブ地図作成とオンライン公開プログラムの継続
3) その他 * DBIRDの諸手続きの短縮(4年間、100万豪ドル)
* 土地アクセス改善と先住民地域の資源開発への理解促進への予算増加(4年間、1.2百万豪ドル)

表2 過去に実施した州政府及び準州の探鉱促進政策

州/準州

ニューサウスウェルズ州

北部準州

クィーンズランド州

南オーストラリア州

タスマニア州

ビクトリア州

西オーストラリア州

政策名

Discover 2000

 

1) Prospectively Plus

Initiative

2) Geophysical Data- capture Initiative

 

1) South Australia Exploration Initiative (SAEI)

2) Broken Hill Exploration Initiative (BHEI)

3) Targeted Exploration Initiative、 South Australa (TEISA)

TIGER

空中物理探査

 

 

予算

35百万豪ドル

 

8百万豪ドル

1) 23.5百万豪ドル

2) 上記に含まれる

3) 10百万豪ドル

 

 

 

期間

6年間

(1993-1997年)

 

4年間

(1998-2001年)

1) 5年間(1992-1996年)

2) 1994年

3) 4年間(1998-2001年)

8年間継続中

(1995-2002年)

 

 

目的

探鉱促進

 

 

 

TIGERプロジェクトのための物理探査等データ取得

 

 

実施機関

ニューサウスウェルズ州政府鉱物資源省

 

 

 

 

 

 

対象地域

Broken Hill, Parkes, Bourke, Cargelligo-Narrandera、Albury-Wagga地域

 

 

Gawlor Craton、Wilyama Inliers,

Adelaide Geosyncline, Kanmatoo Trough, Musgrave東部地域

タスマニア州全域

 

 

プロジェクト

 

 

 

 

 

 

 

1) 地質図作成

データ整備

* 空中物理探査、

* 地表調査

 

 

* 空中物理探査

測線長1.5百万km

及ぶ空中物理探査データの取得

* 地化学データの取得

1.6百万点に及ぶ

1) * 空中物理探査

3年間 範囲40万km2

測線長100万km

* ボーリング15か所

1,000孔・6万m

3) * 空中物理探査60万km

* 重力探査

* ボーリング

* 空中物理探査

* Regolithマップ(1990年~)

 

2) 調査

地化学探査の改良(CRCLEME)

 

 

 

 

 

 

3) 情報

サービス

過去の探査データ100万件をデジタル化(DIGS)

 

* QDEX:州内の過去の企業探査等データをデジタル化・オンライン化

* DIGS:探査意思決定を支援するツールとしての双方向型資源・鉱区地図

* Mt Isa地域鉱物資源レポート

* 州内の探査企業の80%を網羅したSmart CD作成。

 

* 3Dモデル

* TIGERシステム開発(2003年)

 

 

4) その他

 

 

 

 

 

 

 

*1)英文組織名
ニューサウスウェルズ州政府第一次産業省:NSW Department of Primary Industries
http://www.dpi.nsw.gov.au/minerals
北部準州政府地質調査所:Northern Territory Geological Survey
http://www.minerals.nt.gov.au/ntgs/
北部準州政府第一次産業漁業鉱山省:Northern Territory Government, Department of Primary Industry, Fisheries and Mines
http://www.minerals.nt.gov.au/
クィーンズランド州政府 天然資源鉱山省:Department of Natural Resources and Mines
http://www.nrm.qld.gov.au/
南オーストラリア州政府 第一次産業資源省:Primary Industries and Resources
http://www.pir.sa.gov.au/
タスマニア州政府 鉱物資源省:Mineral Resources Tasmania
http://www.mrt.tas.gov.au/portal/page?_pageid=33,1&_dad=portal&_schema=PORTAL
ビクトリア州政府 第一次産業省鉱物石油:Department of Primary Industries Mineral & Petroleum Division
http://www.dpi.vic.gov.au/dpi/
ビクトリア州地質調査所:GeoScience Victoria
http://www.dpi.vic.gov.au/dpi/nrenmp.nsf/childdocs/-8CDF343EA14622844A256A80000B477C?open
西オーストラリア州政府 産業資源省:Geological Survey of Western Australia
http://www.doir.wa.gov.au/
西オーストラリア州地質調査所:Department of Industry and Resources
http://www.doir.wa.gov.au/GSWA/index.asp
ニューサウスウェルズ州政府:Department of Business, Industry &
ビジネス産業資源開発局Resource Development(DBIRD)

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