報告書&レポート
カナダの未開発大規模鉱床地帯Ring of Fire地域について
金属鉱業の盛んなカナダではあるが、稼行している鉱山の多くはインフラの整った南部地域に位置し、北部地域については多大な金属鉱床ポテンシャルが期待されながらもインフラ欠如などにより大部分が未開発のままに残されている。 カナダ北部地域は産業に乏しく、点在する先住民コミュニティの経済基盤を確立する上でも、これら地域の経済開発は喫緊の課題と言われている。その中で、オンタリオ州北部で2007年に発見されたMcFaulds Lake地域、通称「Ring of Fire地域」は、世界でも数少ない未開発大規模鉱床地帯であることから同州政府の開発への期待は大きく、さらには供給源の多角化が求められているクロムなどの戦略的鉱物資源も賦存することから、世界的にもその開発動向については注目が集まっている。 本稿では、未開発の大規模鉱床地帯として注目を集めるRing of Fire地域の概要と開発を後押しする政府の支援策について概観する。 |
1. Ring of Fire地域概要
1-1. 位置・気候
Ring of Fire地域はオンタリオ州北部、およそ北緯52.5度から53度、西経86度から86.5度に位置する。周辺には人工物がほとんど認められない地域であり、周辺のコミュニティとしては、東約250 kmのジェームス湾沿いに位置するAttawapiskat(人口1,293人, 2001年国勢調査)、西約90 kmのWebequie(人口615人, 2006年国勢調査)、南南東約130 kmのOgoki Post/Marten Falls(人口221人, 2006年国勢調査)が存在するのみである。なお、最も近い都市は南約575 kmのTimmins(人口43,165人, 2011年国勢調査)である。
気候は冷涼湿潤で、7月の平均気温は12℃、1月の平均気温は-21℃、1年のうち平均して169日は降雨が観測される(うち降雪は89日)。
James Bay Lowlandsと呼ばれるジェームス湾沿いの低湿地に位置し、湖沼が多く概して平坦で、平均標高は約170 mである。
1-2. インフラ
Ring of Fire地域の東約150 kmにDe Beers Canada社のVictorダイヤモンド鉱山(年産60万ct)が稼行中である。本鉱山はfly in-fly outの操業形態であり、電力は州南部に接続している送電線にて供給されている。Ring of Fire地域の西約280 kmにはGoldcorp社のMusselwhite金鉱山(年産25万oz)が稼行中であり、本鉱山へは道路及び送電線が接続している。一方、Ring of Fire地域には、道路、鉄道、送電線等のインフラは皆無であり、開発の際にはインフラの整備が不可欠とされ、開発に当たっての最大の障壁となっている。

図 1 Ring of Fire地域位置及びインフラ
1-3. ファーストネーション
Ring of Fire地域は、9部族のファーストネーションで構成される部族政府(Tribal Council)のMatawa First Nationsが伝統的に利用していた土地(Traditional Territories)に位置する。これらの土地は1905~1906年にかけて締結された第9条約(1929~1930年に修正)により先住民からカナダ政府に譲渡された土地であるが、狩猟・採取・漁労などの先住権は引き続き先住民が有しており、これらに影響を及ぼす場合には補償が必要とされる。
Matawa First Nations部族政府のファーストネーション9部族のうち5部族(Webequie、Marten Falls、Nibinamik、Neskantaga、Eabametoong)がRing of Fire地域における鉱山開発の主たるステークホルダーとなる。このうち、Webequie First Nationの保留地が本地域に最も近く、約70 km西に位置している。
残りの4部族(Aroland, Long Lake #58, Ginoogaming, Constance Lake)は当該地域への道路などインフラに関してステークホルダーとなっている。
1-4. 地質・鉱床
Ring of Fire地域は、始生代のグリーンストーン帯(Sachigoグリーンストーン帯)の花崗閃緑岩と縞状鉄鉱層に貫入する超塩基性岩体を母岩として複数のマグマ性Ni-Cu-PGE鉱床、クロム鉱床などが胚胎している鉱床地帯である。
本地域西部は始生代のカナダ楯状地の一部であるSuperior地質区が分布する一方、東部地域はSuperior地質区を古生代(オルドビス紀後期)の堆積岩(James Bay Lowlands)が広く覆っている。Ring of Fire地域においてJames Bay Lowlandsが最も厚いところでは100 mに達する。
Superior地質区は、複数の微小大陸を形成していた始生代中期の火山岩/深成岩から成るベルトとそれらに挟在する始生代後期の変堆積岩から成るベルトから構成される。Sachigoグリーンストーン帯はOxford-Stullドメインに位置しているが、そのテクトニクスは本地域の露頭が少ないため詳らかにはなっていない。
周辺には縞状鉄鉱層も広く分布しており、超塩基性岩が基盤のトーナル岩や花崗閃緑岩を貫き上位の縞状鉄鉱層との間にシルとなって貫入している。さらに一部の超塩基性岩は上位の縞状鉄鉱層をも貫入している。一般的に縞状鉄鉱層の下位に位置する超塩基性岩ダイクはNi-Cu-PGE鉱床の胚胎母岩となっており、上位の超塩基性岩ダイクはマグマ分化が進み、クロム鉄鉱が濃集している。
なお、本鉱床が胚胎する超塩基性岩体の形状が弧状となっていることから、本地域の俗称として「Ring of Fire」と名付けられた。
1-5. 発見の経緯
本地域では1886年のカナダ地質調査所による地質調査が最初の調査とされる。その後もオンタリオ地質調査所による基盤データ整備調査や企業による探鉱など断続的に調査が実施されたが、主たる探査対象はダイヤモンドであった。1988年、De Beers社がAttawapiskat近くでダイヤモンドを発見、これを契機にダイヤモンドを対象とした調査が活発化した。
1990年代初頭から中頃にかけて、Spider Resources社とKWG Resources社はJVを組成して、ダイヤモンド探鉱の一環として空中磁気探査を実施、複数のキンバーライトを発見していた。De Beers Canada Exploration社が本JVに参入、2002年5月に空中磁気探査と地化学探査の結果からキンバーライトと考えられるアノマリにボーリングを実施したところ、区間長8 mで銅1.61%のVMS鉱体を捕捉した。これが初めてのVMS鉱床の発見となり、その後、類似の鉱床が続けて発見されたことで、2002年から本地域での探鉱ジュニアによる探鉱活動が活発化した。2007年8月、Noront Resources社はボーリング調査を実施、区間長71.5 mでニッケル1.1%、銅0.9%、パラジウム2.1 g/tの鉱体を発見、Eagle One鉱床と名付けた。
Ring of Fire地域の発見を受けて、Noront Resources社John Harvey最高執行責任者、Freewest Resources社Donald Hoy探鉱担当副社長、Noront Resources社Richard Nemis社長、Spider Resources社Neil Novak社長、Freewest Resources社Mac Watson社長がカナダ探鉱開発者協会のProspectors of the Yearを受賞している。
2. 開発が期待されるプロジェクト
Ring of Fire地域で最も開発に近いとされているプロジェクトとしては、Noront Resources社のEagle’s Nestプロジェクト及びCliffs Natural Resources社のChromiteプロジェクトの2つがある。

図 2 Ring of Fire地域主要プロジェクト位置及び地質
(オンタリオ州北部開発・鉱山省発行データより筆者作成)
2-1. Noront Resources社Eagle’s Nestプロジェクト
Eagle’s Nestプロジェクトはニッケル-銅-白金族鉱床であり、蛇紋岩化したかんらん岩ダイクの北西縁辺部に位置する原生代のコマチアイト質鉱床である。2つの鉱体に分けられ、Main Zone鉱体は200 m×40~60 mの径を有するほぼ垂直なパイプ状の塊状硫化鉱鉱体で、深度方向は少なくとも1,500 m以上あるとされている。Main Zone鉱体から200 mほど東に位置するEast Zone鉱体は、その形状が完全には把握されていない。
鉱石鉱物は磁硫鉄鉱、黄銅鉱、硫鉄ニッケル鉱、磁鉄鉱を主とし、2012年9月に完成したFS調査で報告されている資源量は、Main Zone鉱体では精測資源量で534.6万t(カットオフ品位0.5% Ni)、平均品位は2.08% Ni, 1.07% Cu, 1.03 g/t Pt, 3.55 g/t Pd, 0.20 g/t Au、概測資源量で564.3万t(カットオフ品位0.5% Ni)、平均品位は1.50% Ni, 0.91% Cu, 0.95 g/t Pt, 3.29 g/t Pd, 0.20 g/t Auと算出されている。一方で、East Zone鉱体は予測資源量のみであるがカットオフ品位0.25%Niで108.7万t(平均品位0.35% Ni, 0.11% Cu, 0.12 g/t Pt, 0.51 g/t Pd, 0.04 g/t Au)が算出されている。
サブレベルストーピング法による坑内採掘で、マインライフは10.2年を予定している。また、地表かく乱を低減させるために、坑内に選鉱プラント(ジョークラッシャーによる一次破砕、SAGミル、ボールミルによる二次破砕・磨鉱ののち浮遊選鉱)を設置すると共に、ペースト充填法を採用するとしている。また、遠隔操縦を可能とする採掘重機など、最新システムの導入に積極的である。必要な電力は25 MWとされ、サイトでのディーゼル発電を予定している。
サイトまでのインフラとしては、Musselwhite鉱山付近までの東西方向の道路及び送電線の建設を第一候補としている。総額の初期投資額は、2012年9月のFS調査では6億944万C$と試算されており、このうちインフラ整備費用は1億C$としているが、東西方向の道路建設費は本試算には含まれていない。割引率8%の時のNPVは5億4,300万C$(税引後)、IRRは28.3%(税引後)となっている。
現在、連邦・州双方の環境許認可申請中であり、2016年の操業開始を目指している。
2-2. Cliffs Natural Resources社Chromite(Black Thor)プロジェクト
Chromiteプロジェクト(別称Black Thorプロジェクト)は、2008年9月にFreewest Resources社により発見されたクロム鉄鉱を主とする鉱床であり、2010年にCliffs Natural Resources社がFreewest社を総額約1億8,590万C$で買収したことにより、同社所有となった。
正マグマ性鉱床であり、クロム鉄鉱は塊状または鉱染状を示す。超塩基性層状貫入岩体の頂部近くに2枚のクロム鉱化層準が認められ、層厚は数10 mから100 mを超える部分もある。鉱床の走向延長は2.9 km以上続いているとされ、延長部にBig Daddy鉱床やBlack Creek鉱床が存在している。なお、Cr/Fe比は1.5~2.0程度を示す。2012年12月31日時点での精測及び概測資源量として1億1,190万t、平均Cr2O3品位30.9%が算出されている。
環境影響評価実施のために提出されたプロジェクト説明書(Cliffs Natural Resources, 2011)によると、当初操業(10~15年間)は露天採掘で、2つのピットから構成され、それぞれのピットサイズは最大時で長さ1,500 m、幅300~700 m、深さ300 mとされている。その後(15~20年間)はlong hole stoping法を採用した坑内採掘に移行するとしている。露天、坑内ともに鉱石採掘量は6,000~12,000 t/日を予定している。必要な電力は15~25 MWとされ、サイトでのディーゼル発電による供給を候補としているが、豊富な水力を利用したマイクロ水力発電も候補の一つとして考えられている。
山元において選鉱処理された精鉱は、南約290 kmに位置するNakinaまで新たに建設される全天候型道路(全長約340 km)にてトラック輸送、NakinaからはCN鉄道にてクロム精鉱を市場へ出荷、もしくはサドベリー近郊に建設予定のフェロクロムプラントへと鉄道輸送し、フェロクロムとして市場に出荷する予定としている。
フェロクロム工場は、現在の計画ではサドベリーの北約40 kmに位置し、1日あたり3,000~4,000 tの精鉱を処理して、1,250~1,750 tのフェロクロムを生産する(年産約60万t)。フェロクロムを生産する電炉に必要となる電力は300~350 MWとされているが、近くを通るHydro One社の500 kV送電線から新たに230 kV送電支線を14 km敷設することで供給が可能である。
2012年1月発表の投資計画によると、鉱山開発に約1億5,000万US$、山元の選鉱施設に約8億US$、フェロクロムプラントに約18億US$、全天候型道路などのインフラ建設に6億US$を見込んでいる。
現在、連邦・州双方の環境許認可申請中であり、2013年中盤のFS完成、2016年の操業開始を目指している。
2-3. その他プロジェクト
本地域で進捗している主たるプロジェクトとしては以下の通り。
表 1 Ring of Fire地域の主たるプロジェクト
プロジェクト | 鉱種 | 会社名 |
Eagle Two | Ni-Cu-PGE | Noront Resources社 |
AT12 | Ni-Cu-PGE | |
Blackbird | Cr | |
Thunderbird | V-Ti | |
Triple J | Au | |
Black Label | Cr | Cliffs Natural Resources社 |
Big Daddy | Cr | KWG Resources社/Cliffs Natural Resources社 |
Black Horse (Kopler Lake) |
Cr | KWG Resources社/Bold Ventures社 |
Black Creek | Cr | Probe Mines社 |
3. 経済効果
北西オンタリオ地方自治体連合(Northwestern Ontario Municipal Association)は、2012年9月にRing of Fire地域を始めとする同州北西部の鉱業がもたらす経済効果をまとめた報告書を公開した(Northwestern Ontario Municipal Association, 2012)。本報告書では、Ring of Fire地域のみならずニッケル鉱床地帯であるサドベリー地域や金鉱床地帯であるRed Lake鉱山周辺、PGEが期待されるLac des Iles鉱山周辺など、オンタリオ州北部地域全域を含んでいるが、Ring of Fire地域の2つを含む合計9つの開発プロジェクトの価値として総額1,354億US$と算出し、新たに生じる直接・間接雇用は約23,600名分、連邦・州・地方自治体への税収は160億C$に達するとしている。
カナダ連邦政府の北部オンタリオ開発促進機関であるFedNorのTony Clement担当大臣の発表では、Ring of Fire地域には300~500億C$の価値があり、北部地域に5,000人以上もの直接・間接雇用を生むとしている。
4. 開発促進に向けた政府支援
Ring of Fire地域は、カナダ北部地域の未開発大規模鉱床地帯として、今後の開発に対する連邦・州政府の期待が大きい。
FedNorのTony Clement担当大臣は、2013年3月に開催されたカナダ探鉱開発者協会年次総会の場において、連邦政府による「責任ある資源開発(Responsible Resource Development)」の一環としてあらゆるレベルの政府機関、ファーストネーション、産業界と本地域の開発に向けて協業を行うことをコミットしている。
オンタリオ州政府は、同州北部地域の環境保護と天然資源開発促進の両立を目的にFar North Actを2010年に制定した。本法では、およそ北緯50~51度以北の極北地域(Far North)における土地利用計画を先住民と州政府とが一体となってコミュニティごとに策定するとしており(Community-based Land Use Planning)、天然資源開発等はこの土地利用計画に則って進められることとなっている。土地利用計画では開発を禁止する保護地域や開発を許可する地域などを選定することとなっており、天然資源開発において非常に重要な要素となる。現在、Ring of Fire地域一帯ではコミュニティごとの土地利用計画は策定されておらず、本地域の開発プロジェクトの進捗と同時並行的に州政府と先住民コミュニティが土地利用計画策定のための協議を行っている。
さらに同州では、北部開発・鉱山省傘下にRing of Fire地域の開発促進を目的とした横断的調整機関としてRing of Fire Secretariatを筆頭とする「Ring of Fire地域調整事務所(Ring of Fire Coordination Office)」を設置、ワンストップ体制の構築を図っている。本調整事務所では、Ring of Fire地域に関係するコミュニティの土地利用計画策定に対する支援や連邦・州政府双方の環境許認可プロセスなど複数省庁間にわたる調整を行っている。
ファーストネーションに対しては、オンタリオ州訓練・大学省の北部訓練パートナーシップ基金(Northern Training Partnership Fund)により先住民コミュニティが鉱山関連技能の職業訓練を受けられるよう支援している。
2012年6月14日、オンタリオ州政府はWebequie First Nationと覚書を締結、同年9月7日にはMarten Falls First Nationとも覚書を締結し、Ring of Fire地域の開発参画などについて協力し合うことを確約するなど、州政府と先住民との間で協力関係の構築を推進している。一方で、Matawa First NationsのうちAroland, Nibinamik, Neskantanga, Constance Lake, Ginoogaming, Long Lake #58の6部族は、Ring of Fire地域の開発にあたり、未だ十分な協議を受けておらず、また連邦政府の環境許認可プロセスが十分でないとして、Ring of Fire地域の開発に対する支援表明を撤回し、探鉱・開発の立ち入りを禁止するよう求めている。
2012年5月9日には、オンタリオ州政府はCliffs Natural Resources社のChromiteプロジェクト開発に対して、連邦・州政府にまたがる環境許認可プロセスの調整やファーストネーションとの対話などの支援を約束している。ただし、現時点ではプロジェクトが許認可を取得していないことから、資金的な支援については言及していない。
オンタリオ州電力公社は、北部地域に点在するコミュニティ及びRing of Fire地域を始めとする天然資源開発プロジェクトへの電力供給について検討を行っている。長期的にはディーゼル発電よりも電力網の発達した南部地域と接続する送電線建設の方がコスト的に有利であるとし、Ring of Fire地域における電力需要を2017年頃までで50~60 MW、2025年頃までで90 MWと見込んだ上で、南部地域への送電網接続の可能性を調査している(Ontario Power Authority, 2012)。
おわりに
Ring of Fire地域が開発されることによる雇用や経済への波及効果は非常に大きく、州財政が厳しくなっているオンタリオ州にとって本地域の開発促進は最優先課題の一つである。
一方で、先住民の権利意識の高まりは無視できるものではなく、先住民を重要なステークホルダーとして認識しない限りは、鉱山開発は実現に至らない。開発環境の整備の一環としてオンタリオ州は、2009年に鉱業法を改正、附随する規則も2012年に整備して、探鉱段階から先住民との協議を企業に義務付けるなど企業側の意識改革をさらに進めると共に、鉱山開発に先立ち先住民による土地利用計画の策定を促すなど、先住民と一体となった経済開発の取り組みを着実に進めている。
一部先住民コミュニティからの協議不十分の声やインフラの欠如などから、Ring of Fire地域開発への道は平坦ではない。しかし、一つでも鉱山開発に至れば、最大の障壁とされるインフラ面で大きな進展となり、本地域全体が開発ラッシュとなることが予想される。クロムやPGEといった供給源の多角化が求められている鉱物資源の新たな安定的供給源として、本地域の動向には今後も注目していく必要があろう。
謝辞
本稿執筆に際しては、オンタリオ州経済開発革新省(現オンタリオ州経済開発省)、北部開発・鉱山省及びオンタリオ州政府在日事務所から多大なる協力を頂いた。この場を借りて厚く御礼申し上げたい。
参考文献
・ An Introduction to the Growth Plan for Northern Ontario 2011; Ministry of Infrastructure and Ministry of Northern Development, Mines and Forestry; 2011.
・ Connecting Remote Communities; Ontario Power Authority; 2012.
・ Mining in Northwestern Ontario: Opportunities and Challenges; Northwestern Ontario Municipal Association; September 2012.
・ NI43-101 technical report feasibility study McFaulds Lake property Eagle’s Nest project, James Bay Lowlands, Ontario, Canada; Noront Resources Ltd.; 2012.
・ Project Description Report, Cliffs Chromite Project – Cliffs Ferroalloys; Cliffs Natural Resources Inc.; May 2011.
