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メキシコ合衆国における銅の生産見通しについて
はじめに
メキシコ合衆国(以下、「メキシコ」と言う)は、金属、石油・天然ガスなどの天然資源に富み、金属では、銅、鉛、亜鉛といったベースメタルに加え、モリブデン、ビスマス、アンチモンなどのレアメタルのポテンシャルが高いことでも知られている国である。
メキシコは、世界銅鉱石生産量の3.3%(2016年)を生産する世界第11位(前年の12位から1ランクアップ)の国であり、また、埋蔵量は、チリ、豪州、ペルーに次ぐ世界第4位(図1、埋蔵量46百万t)の銅ポテンシャルを有する国である。

図1.世界の銅埋蔵量比較
そのメキシコにおいて、銅生産の約80%を占め、世界有数の銅生産量(図2)を誇るBuenavista鉱山を操業するGrupo Mexico社は、銅生産量増産5ヶ年計画(2017~2021年)に基づき、メキシコにおいて積極的な銅生産拡大に向けた投資を継続している。
そのため、今後、Grupo Mexico 社を中心に、メキシコ銅生産量は拡大を続ける可能性があることから、今回、メキシコ銅生産の現状並びに見通しについて政府機関からのインタビュー及び政府統計、各社公表資料等の情報をとりまとめたので、ここに報告する。

図2.2016 年世界主要銅生産鉱山の銅生産量
1.メキシコ銅生産の現状について
1.1 メキシコ銅生産の現状
メキシコ国家統計地理情報院(INEGI)によると、2016 年メキシコ鉱業生産額は対前年比9.6%増の234,282 百万ペソ(約1.4 兆円:2017 年9 月現在)となったものの、同生産額のうち銅が占める割合は、貴金属価格が上昇し貴金属生産額が増加したことから、前年の19.7%から19.0%に下落した。
しかし、2016年のメキシコ銅生産量(銅精鉱及びカソード)は、図3に示すとおり、鉱石生産量が増加傾向にあり過去最高を更新していること、Grupo Mexico社の最大級銅生産鉱山であるBuenavista鉱山(Sonora州)の銅生産量が447千t(前年比57.2%増)に増加したことから、前年比28.9%増の776千tに拡大した。

図3.メキシコ銅鉱石生産量
なお、2016 年日本はメキシコから104千t の銅鉱石を輸入しているが、表1 に示すとおり、メキシコにおいて日本企業が資本参画している大型銅鉱山及びプロジェクトはない。
| 企業名 | 鉱山名 | 州 | 生産量(t) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| Grupo México社 | Buenavista | Sonora | 447,418 | Cu精鉱+カソード |
| La Caridad | Sonora | 133,256 | Cu精鉱+カソード | |
| Charcas | San Luis Potosí | 3,600 | Cu精鉱 | |
| Santa Barbara | Chihuahua | 2,800 | Cu精鉱 | |
| Peñoles社 | Velardeña | Durango | 1,517 | Cu精鉱 |
| Tizapa | México | 968 | Cu精鉱 | |
| F.I.Madero | Zacatecas | 1,245 | Cu精鉱 | |
| Sabinas | Zacatecas | 5,695 | Cu精鉱 | |
| Bismark | Chihuahua | 1,026 | Cu精鉱 | |
| Milpillas | Sonora | 24,085 | カソード | |
| Inventure Group社 | Piedras Verdes | Sonora | 20,017 | カソード |
| Minera Frisco社 | Tayahua | Zacatecas | 18,710 | Cu精鉱(12.7千t) |
| San F. del Oro | Chihuahua | Cu精鉱 | ||
| Maria | Sonora | カソード | ||
| 加Capstone Mining社 | Cozamin | Zacatecas | 14,300 | Cu精鉱 |
| 韓国公社(Kores) | El Boleo | Baja California Sur | 14,284 | カソード |
| 加Sierra Metals社 | Bolivar | Zacatecas | 7,759 | Cu精鉱 |
| 加Red Tiger社 | Luz de Cobre | Sonora | 6,880 | カソード |
| 米Gold Resources社 | Arista | Oaxaca | 1,035 | Cu精鉱 |
| 加Americas Silver社 | Nuestra Señora | Sinaloa | 480 | Cu精鉱 |
| Sta.Ma.del Paz社 | NEMISA | San Luis Potosí | 2,325 | Cu精鉱 |
| Carrizal Mining社 | Zimapán | Hidalgo州 | 8,000 | Cu精鉱 |
出典:各社HP、メキシコ鉱業会議所2017 年レポート、INGI(国立統計地理情報院)
2.メキシコ銅生産見通し
2.1 銅生産を開始又は増産予定のプロジェクト
前述のとおり、現在、Grupo Mexico社は、5ヶ年計画(2017~2021年)に基づく銅増産に向けた投資を進めている。2017年中には、同計画の主要事業であるBuenavista鉱山の拡張工事が完了する予定であり、同鉱山は銅生産能力500~510千t/年を有する鉱山となる。また、2019年にはEl Pilar銅カソード・プロジェクト及びBuenavista亜鉛プロジェクト、2022年にはEl Arco銅プロジェクトの操業開始が見込まれている。
その他の銅鉱山企業の見通しとしては、2018年上期に加Telson Resources社のG-9多金属鉱山(Guerrero州)、2018年第4四半期に墨Peñoles社のRey de Plata多金属プロジェクト(Guerrero州)の操業開始が見込まれている。加えて、増産計画を進めている鉱山としては、Kores社(韓国鉱物資源公社)が保有するEl Boleo鉱山(Baja California Sur州)、Minera Frisco社のTayahua鉱山(Zacatecas州)がある。
しかし、Grupo Mexico社以外の銅プロジェクトは、副産物として銅精鉱、銅カソードを生産する鉱山であり、メキシコ銅生産を短期のみならず、中長期的に捉えるためには、Grupo Mexico社の動向を中心に見ていくことで大枠が把握できると考えられる。
2.2Grupo Mexico社が保有するプロジェクト
2.2.1 Buenavista(旧Cananea)鉱山拡張計画
Buenavista鉱山は、旧Cananea鉱山時の2007年7月~2009年8月の間、労働協調契約更新・鉱山衛生改善の労使交渉決裂によるストライキ、鉱山用地占有問題が発生した。ストライキ終了後、Grupo Mexico社は、新会社を設立し、鉱山名をCananea鉱山から現在のBuenavista鉱山に変更するとともに、2010年からの本格操業再開に向け約35億US$のBuenavista鉱山拡張計画(第3 SxEwプラント(投資額530百万US$)、第2浮遊選鉱プラントの新設(投資額1,400百万US$)、及びベルトコンベアーによる粗鉱運搬体制の強化)を開始させた。
しかし、2014年7月、平成29年1月26日付けカレント・トピックス17-02号「Buenavista銅鉱山の銅浸出液流出事故から2年」にて報告したBuenavista鉱山第3 SxEwプラントの銅浸出液貯留池堤防決壊による40千m3の硫酸銅流出する事故が発生したことから、メキシコ政府等は同鉱山の拡張工事の停止及び事故対策実施命令を下した。同停止命令等の影響から、拡張工事は大幅に遅れたものの、2016年には同工事は概ね完了した。2017年、同社は、Buenavista鉱山に100百万US$を投資し、大型粗鉱粉砕機、ベルトコンベアー設置によるリーチングバット(Leaching Vat)への分散システム整備を進めており、これにより同鉱山は、既存プラント生産量190千t/年に新たな拡張生産量320千t/年を加えた500~510千t/年の生産体制が確立することとなる。

写真1.Buenavista鉱山ピット(筆者撮影) 写真2.第3 Sx-Ewプラント(投資額:530百万投資)
(Sonora州経済省提供)
2.2.2 Pilares鉱床開発プロジェクト
2018年の操業開始を見込むPilares鉱床開発プロジェクトは、La Caridad鉱山から約10km離れた場所に位置する鉱床の開発計画であり、La Caridad鉱山の浮遊選鉱プラントに粗鉱を供給する目的で進められてきた。しかし、用地買収、アクセス道の使用不許可といった問題が発生したため開発スピードは停滞していた。なお、同プロジェクトは、埋蔵量43.4百万t、粗鉱処理量8千t/日、鉱山寿命8年、初期投資額200百万US$により銅生産量35千t/年を見込んでおり、鉱石は全てLa Caridad鉱山において処理する計画である。
2.2.3 El Pilar銅カソード・プロジェクト
2019年の操業開始を見込むEl Pilar銅カソード・プロジェクトは、Nogales市南東27km及びBuenavista鉱山南西45kmに位置する。2016年の同社報告書によると、銅平均品位0.3%、埋蔵量299百万t、SxEwプラント粗鉱処理能力57千t/日、鉱山寿命13年、初期投資額310百万US$により銅カソード生産量35千t/年を見込んでいる。現在、新プラントにより操業を進めるのか又はBuenavista鉱山に粗鉱を運搬し処理するかの再評価作業を実施している。
2.2.4 El Arcoプロジェクト
2022年の操業開始を見込むEl Arcoプロジェクトは、Baja California Sur州境北部に位置する。同地域では、1968年から探鉱が行われており、2011年までに353孔、総掘削113,203mのボーリング調査が実施され、2012年にはFS調査が終了した。その間、同地域の問題となる水問題に対処するため、環境影響評価書の認可を経て地下水確保のための掘削工事が行われ、2010年には15ヶ所から地下水300ℓ/秒を確保することに成功している。

図4.El Arcoプロジェクト位置図
(Sonora州経済省提供)
2012年の同社報告書によると、酸化鉱平均品位銅0.354%、埋蔵量292百万t及び硫化鉱品位銅0.460%、モリブデン0.008%及び金0.117g/t、埋蔵量1,478百万tを有し、ほぼ全域の地表部において露頭の捕捉が可能である。また、2015年には、同プロジェクト南部において地表下315~600m、総掘削20,400mのボーリング調査が実施され、平均品位銅0.52%、金0.16g/t、銀1.20g/t及びモリブデン0.0062%、埋蔵量45百万tが新たに捕捉された。2016年の同社報告書によると、これまでの探鉱の結果、埋蔵量2,207百万t、粗鉱処理量100千t/日、鉱山寿命44年、生産量、銅200千t/年、金3.3t/年の他、モリブデン、銀を生産する計画である。
2.2.5 Buenavista亜鉛鉱床開発プロジェクト
2018年の操業開始を見込むBuenavista亜鉛開発プロジェクトはBuenavista鉱山に隣接する多金属鉱床であり、旧Cananea鉱山労組ストライキ前の2007年のプレFS調査によると、平均品位亜鉛3.3%、銅0.97%、銀29g/tと評価されている。なお、2016年の同社報告書によると、埋蔵量158百万t、粗鉱処理量20千t/日、鉱山寿命20年と評価されており、初期投資639百万US$により亜鉛及び銅精鉱を生産すると計画されている。
しかし、同社関係者へのインタビューを行ったところ、Buenavista鉱山では、銅増産5ヶ年計画(拡張工事)の下、銅鉱石を産出する現行ピットの開発をメインに行うこととなっていることから、同プロジェクトはBuenavista鉱山現行ピット開発後に具体化されるであろう。そのため、同プロジェクトは、今後、同社の中期的な多金属鉱山として位置付けられる可能性がある。
2.2.6 Angangueo多金属プロジェクト
2022年の操業開始を見込むAngangueo多金属プロジェクトは、Angangueo町郊外に位置する。2013年の同社報告書によると、平均品位銅0.97%、金0.16g/t、銀262g/t、鉛0.79%、亜鉛3.5%と評価されている。2016年の同社報告書によると、埋蔵量6.2百万t、粗鉱処理量1,000~1,500t/日、鉱山寿命14年と評価されており、初期投資額170百万US$により銅、亜鉛、鉛精鉱を生産する計画である。
2.3 Grupo Mexico社以外の鉱山会社が保有するプロジェクト
2.3.1 短期的に開始が見込まれるプロジェクト
1) Rey de Plata多金属プロジェクト
2018年第4四半期の操業開始を見込む墨Peñoles社のRey de Plata多金属プロジェクト(Guerrero州)は、粗鉱処理量4,500t/日、亜鉛40千t/年、銅7千t/年、鉛8.6千t/年、銀146t/年の精鉱(地金換算)を生産する計画である。
2) G-9多金属鉱山の操業再開
ベルギーNyrstar社は、亜鉛市況低迷が低迷していることに加えて、保安問題のあるG-9多金属鉱山(Guerrero州)の開発を一時中断していたため、2015年、加Telson Resources社はNyrstar社より同鉱山を買収した。2017年5月、加Telson Resources社幹部は、操業再開時期についてのコメントを差し控えた上で、粗鉱処理量を1,000t/日から再開し2,500t/日にまで拡大させ生産を行う旨述べている。なお、2014年の同鉱山生産量は、亜鉛22千t、銅3.9千t、金177kg、銀28tであった。また、2014年末現在の平均品位は、亜鉛3.76%、銅0.88%、鉛0.81%、銀106g/t、金1.34g/t、埋蔵量14.70百万tと評価されていた。
3) Media Luna金・銀・銅プロジェクト
2020年第1四半期の操業開始を見込む加Torex Gold Resources社が保有するMedia Luna金・銀・銅プロジェクト(Guerrero州)は、El Limon-Guaje貴金属鉱山近隣に位置する。このため、同社は同プロジェクトから産出される粗鉱をEl Limon-Guaje鉱山の抽出プラントで処理する計画である。同プロジェクトは、粗鉱処理量7,000t/日、鉱山寿命13年、銅生産量21千t/年での生産開始を見込んでいる。
2.3.2 開発時期未定のプロジェクト
1) San Nicolás多金属プロジェクト
2017年7月、加Teck Resources社は、加Goldcorp社が保有するSan Nicolás多金属プロジェクト(Zacatecas州)の21%権益分を買収し、同プロジェクト全権益を保有した。なお、同プロジェクトは、平均品位、銅1.24%、亜鉛1.7%、埋蔵量91.7百万tと評価されている。
2) La Soledad銅プロジェクト
メキシコ鉱業センター(SGM)が保有する国有鉱区であるLa Soledad銅プロジェクトは、Sinaloa州とDurango州の共有地(エヒード)に位置する。今後、入札が予定されている同プロジェクトは、落札企業による探鉱、評価が進められることとなる。
3) Crestonモリブデン・プロジェクト
加Starecore International Mines社が保有するCrestonモリブデン・プロジェクト(Sonora州)は、平均品位、モリブデン0.071%、銅0.06%、埋蔵量215百万tと評価されている。
2.4 まとめ
2.4.1 短期見通し(2017~2021年)
Grupo Mexico社の銅生産量は、銅増産をメインとした5ヶ年計画によるBuenavista鉱山の500~510千t/年体制の確立、La Caridad鉱山生産分(既存生産分の約130千t/年にPireles鉱床開発プロジェクト35千t/年からの鉱石処理よる増産を加えた約168千t/年)、El Pilar銅カソード・プロジェクト(35千t/年)の操業開始、その他操業鉱業(Charcas鉱山等6~10千t/年)の生産量を合計すると709~723千t/年と推計される。
また、Grupo Mexico社以外の鉱山会社の銅生産量は、Rey de Plataプロジェクト及びG-9鉱山の操業再開により約12千tの増産が見込まれ、Frisco社が保有するMaria鉱山が埋蔵量枯渇による閉山、その他鉱山の閉山、生産量減退を想定したとしても、その他の鉱山からの生産が継続すると考えられることから全体(表1のGrupo Mexico社を除く生産量から閉山、減退量を減じる)で約120千t/年の銅生産量があると予想される。従って、メキシコ銅生産量の短期見通しは2020年末現在で約830千t/年は確保されると予想される。
2.4.2 中期見通し(2022~2026年)
Grupo Mexico社の生産量は、上記の短期見通しで算出した711~715千t/年に加え、El Arcoプロジェクト(銅生産量200千t/年)、Angangueoプロジェクト(銅生産量10千t/年(推計))が操業を開始することにより、同社のメキシコ銅生産量は900千tを超える可能性がある。また、Grupo Mexico社以外の鉱山会社の鉱山の埋蔵量の減退により生産量が約100千t/年まで減少したと仮定しても、メキシコ銅生産量の中期見通しは900~1,000千t/年となると予想される。
2.4.3 長期見通し(2027年以降)
Grupo Mexico社の生産量は、2026年にPilaresプロジェクト(35千t/年)、2031年にEl Pilarプロジェクト(35千t/年)及びBuenavista亜鉛プロジェクト(数万t/年)が鉱山寿命を迎えるため閉山するが、Buenavista鉱山(500~510千t/年)、La Carida鉱山(135千t/年)、El Arcoプロジェクト(200千t/年)の生産体制が維持されることから835千t/年は確保されると予想される。また、これにGrupo Mexico社以外の鉱山(中期見通しから減退すると想定)の生産量を加えるとメキシコ銅生産量の長期見通しは約900千/年が維持されると予想される。さらに、SGMが保有するLa Soledad銅プロジェクトなどの新たなプロジェクトの開発が進んだ場合には、その規模にもよるが、メキシコ銅生産量は長期間950千/年を超える可能性がある。
おわりに
メキシコ銅生産量は、同生産の8割を占めるGrupo Mexico社が積極的な増産計画を進めており、短期・中長期的に維持乃至拡大すると予想される。
そのような中、2018年、メキシコでは大統領選挙が予定されており、2012年12月に就任したEnrique Peña Nieto現大統領は、大統領就任後の2013年4月に鉱業ロイヤルティ導入を目的とした鉱業法改正法案を議会に提出し、議会審議を経て2014年1月から鉱業特別税及び貴金属鉱業特別税が施行されるとともに、探鉱費控除年数の期間の延長が実施された。この結果、メキシコ鉱業投資額は、2012年8,043百万US$から2013年6,576百万US$、2014年4,948百万US$、2015年4,630百万US$と下降傾向が続き、2016年には減少がさらに拡大し2012年の半分以下となる3,752百万US$まで投資額は落ち込んでいる。金属価格の低迷、治安問題等の要因もあるが、Peña Nieto政権が就任後に実施した同政策は、メキシコ鉱業に大きな影響を与えていると言わざるを得ない。一部金属市況の回復により、2017年同投資額は増加することが予想されるが金を中心とした貴金属向け投資がメインである。加えて、2017年1月には、Zacatecas州政府が鉱業を対象とした新たな環境税を創設した。また、2018年の大統領選挙が近づき、メキシコ総犯罪件数は対前年比増が続き、SEGOB(内務省)発表によると2017年7月のメキシコ総犯罪件数は対前年同月比約14%増の149千件、殺人件数は同約10%増の2029件となるなど、メキシコ鉱業投資環境の不透明性が増しており、メキシコ事務所としては、カレント・トピックス、ニュースフラッシュ等を通じて情報発信していきたい。
おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。


