報告書&レポート
サウジアラビア王国鉱業概論
(英:Introduction to Mining Sector in the Kingdom of Saudi Arabia) 1/3
Abstract.
The achievement by Public Investment Fund, a sovereign wealth fund of the Kingdom of Saudi Arabia, and Saudi Arabian Mining Co., a national mining company of the Kingdom of Saudi Arabia, after the second half of 2023 is remarkable. Espescially, the acquisition of the 10% stock share of the Vale Base Metals Ltd., which is a subsdiary company of the Brazilian mineral resources world class major company, the Vale S.A. Group (BVMF:VALE3), by Manara Minerals Investment Company, a joint-venture subsidiary company between Public Investment Fund and Saudi Arabian Mining Co., came as a great surprise to the mining industry.
Since the foundation of the Kingdom of Saudi Arabia in 1932, the country has prospered for 92 years as one of the major oil producing country. It is generally said that countries with monoculture economic structure have difficulty cultivating diverse industries, and the Kingdom of Saudi Arabia is at a major turning point where a change in domestic industry is necessary. Furthermore, this country is expected to become a low carbon emission society and to realize the Sustainable Development Goals, in the near future.
The author forcused on the mining industrial sector in the Kingdom of Saudi Arabia and introduces the information of geology including major deposits in the country and the investment environment in this report.
要旨
2023年下半期以降、Kingdom of Saudi Arabia政府傘下の投資ファンドPublic Investment Fundと国営鉱山会社Saudi Arabian Mining Co.の活動が目覚ましい。特にブラジル連邦共和国の鉱物資源メジャーVale S.A. Group(BVMF:VALE3)の持株会社、Vale Base Metals Ltd.株式の10%権益取得は鉱業界に驚きをもって迎えられた。1932年の建国から91年となる今日まで、一般に多様な産業育成困難とされるモノカルチャー経済ながら、一大産油国として繁栄してきたサウジアラビアであるが、欧米を中心とした各国が求めている近未来の低炭素排出社会の実現に向けて、同国も産業構造の大きな転換期を迎えようとしている。本稿では近年目覚ましい発展を続ける同国の鉱業分野に焦点をあて、主要な鉱床等の地質情報や投資環境情報について概説する。
はじめに
2023年下半期以降、サウジアラビア王国(英:Kingdom of Saudi Arabia、以降「サウジアラビア」と称する。)政府傘下の投資ファンドPublic Investment Fund(以降「PIF」と称する。)と、同国国営鉱山会社Saudi Arabian Mining Co.(Tadāwul:1211、以降「Ma’aden」と称する。)の活動が目覚ましい。特に7月のPIFとMa’adenの合弁子会社であるManara Minerals Investment Company(以降「Manara」と称する。)による、ブラジル連邦共和国(英:Federative Republic of Brazil、以降「伯」または「ブラジル」と称する。)の鉱物資源メジャーVale S.A. Group(BVMF:VALE3)の持株会社Vale Base Metals株式の10%権益取得は鉱業界に驚きをもって迎えられた。1932年の建国から91年となる今日まで、一般に多様な産業育成困難とされるモノカルチャー経済ながら、一大産油国として繁栄してきたサウジアラビアであるが、特にここ数年は国内の銅・金等の非鉄金属鉱業分野への投資を王国一丸となって活発に呼び掛けている印象があり、産業構造の大きな転換期を迎えようとしている。その背景には、欧米を中心とした各国が求めている近未来の低炭素排出社会の実現に向けて、同国も難しいかじ取りを迫られているという事情がある[1]。
1.地理概要
サウジアラビアはアラビア半島のほぼ中央に位置する絶対君主制の国家であり、真北から時計回りに、陸路にてイラク共和国(英:Republic of Iraq)、クウェート国(英:State of Kuwait)、海路および1986年竣工の海上橋King Fahd Causeway[2]にてバーレーン王国(英:Kingdom of Bahrain)、陸路にてカタール国(英:State of Qatar)、アラブ首長国連邦(英:United Arab Emirates)、オマーン・スルタン国(英:Sultanate of Oman)、イエメン共和国(英:Republic of Yemen)、海路にてエリトリア国(英:State of Eritrea、以降「エリトリア」と称する。)、スーダン共和国(英:Republic of the Sudan、以降「スーダン」と称する。)、エジプト・アラブ共和国(英:Arab Republic of Egypt、以降「エジプト」と称する。)、およびヨルダン・ハシェミテ王国(英:Hashemite Kingdom of Jordan)と国境を接している(Fig. 1)。

Fig. 1 サウジアラビア王国と近隣諸国の地理的関係(座標系:WGS 84 UTM zone 37N)
The geographical positions of countries around the Kingdom of Saudi Arabia
(Coordinate system:WGS 84 UTM zone 37N)
2.自然地理
国土面積は2,149,690km2であり[3]、アラビア半島の国家群では最大の国土面積を有する。東はペルシャ湾(英:Persian Gulf)、西は紅海(英:Red Sea)に面していることから海岸線も2,640kmと長大である[4]。国土の平均標高は665mで、いわゆるアラビアンシールド(英:Arabian Shield)[5]の火成岩類が露出しているために(Fig. 2)、全体として地形標高は西側で高く、東側で低いという特徴がある[4]。国土のほとんどは高温の砂漠気候であり、これらの地域では降水は春と冬にわずかにあるのみであるが、国土南西部の山岳地域には、夏季に多雨となるステップ気候も一部存在する。湿度については、西部海岸地域、東部海岸地域および南西部山岳地域では多湿で、内陸に向かうにつれてより乾燥する傾向にある[6]。標高600mに位置する首都リヤド(英:Riyadh)は、冬季に9~20℃、夏季に29~44℃となり、平均湿度は26%、年間降水量は72mm/年である[6]。紅海に面する第二の都市ジッダ(英:Jeddah)は、冬季に20~29℃、夏季に28~39℃となり、Riyadhに比べて湿度が高く、平均湿度は60%、年間降水量は61mm/年である[6]。同国において限定的にステップ気候に該当する南西部山岳地域の標高約2,200mに位置する高原都市アブハー(英:Abha)では、冬季に8~20℃、夏季に17~31℃となり、平均湿度は54%、年間降水量は218mm/年となっている[6]。
日本の東京(JST-6)とサウジアラビアの首都Riyadh(UTC+3)との距離は約8,700km[7]であり、時差は東京の方が6時間進んでいる。なお、当地においてサマータイム制度は導入されていない。
![Fig. 2 アラビアンシールドとアラビアンシェルフ
Arabian Shield and Arabian Shelf. Modified from Nehlig et al. (2002)[5].](https://mric.jogmec.go.jp/wp-content/uploads/2024/08/mr24_01zu2.png)
Fig. 2 アラビアンシールドとアラビアンシェルフ
Arabian Shield and Arabian Shelf. Modified from Nehlig et al. (2002)[5].
Nehlig et al.(2002)[5]に加筆
3.アラビア半島周辺の広域地質
サウジアラビアの地質は、大まかには前述の国土西部の火成岩を主体とする楯状地のアラビアンシールド地域と、国土東部に広がる堆積岩を中心とした堆積盆地のアラビアンシェルフ(英:Arabian Shelf)地域に区分される [5]。西部のアラビアンシールド地域では、先カンブリア時代の火成岩および変成岩類( )(~880-530Ma)[8]を新生代の火山岩類( )が貫いており、これらが主に同地域を形成している。なお、Fig. 3には割愛したが、アラビアンシールド地域の地質はさらに8つの地質テレーンに区分されており、形成年代の古い順に、Asirテレーン、Jeddahテレーン、Afifテレーン、Ad Dawadimiテレーン、Ar Raynテレーン、Ha’ilテレーン、HijazテレーンおよびMidyanテレーンと名付けられている[9]。国土東部のアラビアンシェルフ地域では、下位から順に古生代の堆積岩類( )、後期ペルム紀~三畳紀の堆積岩類( )、ジュラ紀の堆積岩類( )、白亜紀の堆積岩類( )、古第三紀の堆積岩類( )、新第三紀の堆積岩類( )が塁重し、国土の北西部にあたるヨルダンとの国境付近では、アラビアンシールドに貫入していた新生代の火山岩類( )が、ここではこれらの堆積岩類に部分的に貫入している[8-15](Fig. 3)。地表地質の見掛けとして、大局的には、紅海側の西方から、ペルシャ湾側の東方に向かって地層の年代が若くなっている。
![Fig. 3 サウジアラビアの広域地質図
Geological map of the Kingdom of Saudi Arabia. Modified from [8-15].](https://mric.jogmec.go.jp/wp-content/uploads/2024/08/mr24_01zu3.png)
Fig. 3 サウジアラビアの広域地質図
Geological map of the Kingdom of Saudi Arabia. Modified from [8-15].
[8-15]を編集
4.アラビア半島周辺の鉱床地質
サウジアラビアは産油国の雄という印象が強いものの、金属資源を対象とした鉱業活動も、およそ3,000年前からその痕跡が認められている[11-13]。国土の中部から西部にかけてのアラビアンシールド内部とその縁辺部周辺において多数の金属鉱山遺構も確認されている[16-17](Fig. 4)。
![Fig. 4 アラビアンシールドに確認されている鉱業関連の考古遺構の分布 Distribution of the ruins related to ancient mining on the Arabian Shield. Modified from [16-17].](https://mric.jogmec.go.jp/wp-content/uploads/2024/08/mr24_01zu04.jpg)
Fig. 4 アラビアンシールドに確認されている鉱業関連の考古遺構の分布
Distribution of the ruins related to ancient mining on the Arabian Shield. Modified from [16-17].
[16-17]を編集
1973年時点で確認されていた鉱山遺構として、金鉱山遺構154、銀鉱山遺構10、銅鉱山遺構28にのぼるとある[11-13]。伝承の上での同国最古の鉱山としては、Mahd Ad Dhahab鉱山[18-19]*1があげられ、この鉱山は、かの3代目古代イスラエル王国のソロモン王(英:King Solomon)の支配下にあったとされる[16-17,20]。考古学的研究に基づく鉱山遺構としては、古いもので西暦7世紀(ヒジュラ歴1世紀)頃の遺構が認められている[17]。西暦7世紀というと、イスラム教の預言者ムハンマド(英:Muhammad)の死後、アラビア半島を中心としてカリフ制(英:Caliph)による行政統治が成立拡大していく中で、ウマイヤ朝(英:Umayyad Dynasty)に始まるイスラム教共同体としてのイスラム国家群の成立過程において黎明期にあたる正統カリフ制が成立した時代である。
立ち返って現代の鉱床について述べる。現在、サウジアラビアに確認されている鉱床の数は、金鉱床15サイト、銀鉱床2サイト、銅鉱床3サイト、鉄鉱床4サイト、クロム鉱床1サイト、リン酸塩鉱床1サイト、ボーキサイト鉱床1サイト、マグネサイト鉱床2サイト、亜鉛鉱床2サイト、ウラン鉱床1サイトである[34]。また鉱徴地については、サウジアラビア王国地質調査所(英:The Saudi Geological Survey、SGS)のThe Mineral Occurrence Documentation System(MODS)の収録データによると、1,000点近くの金鉱徴、金鉱床5サイト、および有望探査地区30地区を含む試錐ステージ以降の探鉱案件が51地区記録されている[35]。サウジアラビアの鉱床/鉱徴地の特徴として、1974年時点で既知であった金属鉱床は、堆積性の鉄鉱床を除き、すべて先カンブリア紀の堆積岩類、火成岩類または変成岩類を母岩としており、アラビアンシールド地域[5]内部に限定されるという記載がなされている[11-13]。これには、アラビアンシェルフ地域の地表下浅部まで達する火成活動が乏しいことに加えて、場所によっては地表下1,000m程度まで厚く堆積する鉱化について不毛な第四紀堆積物の存在も無関係ではない[36-37](Fig. 5)。地表地質を見ると、大局的には西方から東方に向かって年代が若くなっていたアラビア半島の地質であるが、断面図をみると、下位から上位に向かって整然と地層の年代が若くなっていることがわかる。近年発行されたサウジアラビアの鉱床地質についての包括的な報告書および専門書籍としては、[31]や[38]が詳細にまとめている。
![Fig. 5 サウジアラビアからカタール国にかけてのアラビアンシェルフを赤線A-Bで切った地質断面図
Geological cross section of the red line A-B through Arabian Shelf from the Kingdom of Saudi Arabia to State of Qatar, on the index map. Modified after [36] by [37].](https://mric.jogmec.go.jp/wp-content/uploads/2024/08/mr24_01zu5.png)
Fig. 5 サウジアラビアからカタール国にかけてのアラビアンシェルフを赤線A-Bで切った地質断面図
Geological cross section of the red line A-B through Arabian Shelf from the Kingdom of Saudi Arabia to State of Qatar, on the index map. Modified after [36] by [37].
[37]が[36]を編集して描図
地質図とともにFig. 3に示した、サウジアラビア国内のアラビアンシールド地域内およびその縁辺部で確認されている主な金属鉱床の鉱量と品位をTable.1にまとめた。
| Deposit Name | Deposit type | Commodity | Resources | Reserves | Ref. | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Mt. | g/t Au | % Cu | % Zn | Mt. | g/t Au | % Cu | % Zn | ||||
| Al Sukhaybarat | Disseminated & Vein | Au & Zn | 19.27 | 1.05 | – | – | 15.22 | 0.95 | – | – | [15],[31],[38] etc. |
| Bulghah | Disseminated | Au | 48.49 | 0.97 | – | – | 37.33 | 0.84 | – | – | [15],[31] etc. |
| Jabal Sayid | Gossan, VMS & Stockwork | Cu & Zn | 33.4 | 0.39 | 2.38 | 0.35 | 26.9 | 0.31 | 2.27 | 0.37 | [15],[18-19],[39-46] etc. |
| Mahd Ad’ Dhahab | Vein | Au & Zn | 61.65 | 2.40 | 0.26 | 0.67 | 26.28 | 2.26 | 0.25 | 0.69 | [15],[18-19],[39-46],[47] etc. |
| Ar Rjum | Disseminated & Vein | Au & Zn | 81.9 | 1.50 | – | – | 60.4 | 1.47 | – | – | [15],[18-19],[25],[47] etc. |
| Mansourah | Disseminated, Vein & Breccia | Au | 58.82 | 2.76 | – | – | 36.57 | 2.58 | – | – | [15],[18-19],[47-49] etc. |
| As Suq | Vein & Stockwork | Au | 2.97 | 1.63 | – | – | 1.93 | 1.54 | – | – | [15],[18-19],[31] etc. |
| Al Amar | Vein, VMS & Stockwork | Au & Zn | 3.59 | 4.04 | 0.40 | 4.25 | 0.33 | 4.90 | 0.40 | 3.70 | [15],[18-19],[30],[47] etc. |
| Ad Duwayhi | Placer & Vein | Au | 27.17 | 1.77 | – | – | 19.46 | 1.35 | – | – | [15],[18-19],[47] etc. |
| Wadi Bidah(Hawiah) | Gossan & VMS | Cu & Au | 29 | 0.67 | 0.89 | 0.94 | – | – | – | – | [15],[18-19],[31],[50-51] etc. |
| Al Hajar | Gossan & VMS | Au, Zn & Cu | 0.3 | – | – | – | 3.5 | 3.28 | – | – | [15],[18-19],[38],[52-53] etc. |
| Hamdah | Placer, Disseminated & Vein | Au | 1.83 | 2.42 | – | – | – | – | – | – | [15],[18-19],[54-55] etc. |
| Al Masane | Gossan & VMS | Au ,Cu & Zn | 7.51 | 1.06 | 0.94 | 4.9 | – | – | – | – | [15],[28],[56-59] etc. |
| Kutam (Wadi Kutam) | Gossan, Disseminated & Vein | Cu | 16.43 | 0.1 | 1.03 | 0.51 | – | – | – | – | [15],[31],[58-60] etc. |
アラビア半島および紅海沿岸周辺国に分布する非鉄金属鉱床の鉱床タイプとしては、おおよそ浅熱水鉱床~中熱水鉱床に相当する深度で形成された鉱脈鉱床[15,31,58-62等]と、黒鉱鉱床[28,30-31等]~層状含銅硫化鉄鉱鉱床(キースラガー鉱床)[61-65等]様のVMS鉱床(Volcanogenic Massive Sulfide Deposits)[15,31,59,61-68等]が主である。アラビアンシールドは紅海により隔てられた対岸側アフリカ大陸のエジプト、スーダン、エリトリアといった国々にも延長部が存在している[8]。特に、アフリカ大陸側の楯状地は、エジプトおよびスーダンのナイル川沿岸地域を指す地域名のヌビア(英:Nubia)を冠するヌビアンシールド(英:Nubian Shield)と呼ばれる[8]。また、紅海によって隔てられている両楯状地を併せて、アラビアン―ヌビアンシールド(英:Arabian-Nubian Shield)と称される。上述の通りヌビアンシールド側にも、アラビアンシールド側と同様に先カンブリア紀の火成岩および変成岩類が分布しており、鉱床/鉱徴地についても同様に類似したオロジェニック(英:Orogenic)型と考えられる鉱脈型鉱床(エジプトのSukari、Hamash、スーダンのQbgbih、Kamoeb、エリトリアのKoka、Gupo等)[15,57-59,62,65-67等]やVMS鉱床(エジプトのHamama、Abu Marawat、スーダンのHamissana VMS district、Ariab (Hassai) VMS district、Eyob VMS district、エリトリアのBisha VMS district、Asmara VMS district等)[8,15,58-67等]の存在が確認されている。サウジアラビアで発見されているVMS型鉱床には、Al Amar鉱床[15,18-19,30,47等]のように金に卓越する鉱床や、Jabal Sayid [15,18-19,39-46,67,69-78等]*2鉱床のように銅に卓越する鉱床が確認されている他、ヌビアンシールド側のエリトリアAsmara VMS districtでは、1.841tと小規模ながら、Cu 1.78%、Zn 10.05%、Au 3.31g/t、Ag 115g/t(Indicated)と、高品位なAdi Nefas鉱床も発見されている[8,59,66,68,79]。非鉄金属鉱業においては、従来、金に注目が集まりがちなサウジアラビアであったが、今後の国内での探鉱活動ではVMS型鉱床を対象とした探鉱にも高い関心が寄せられると思われる。
![Fig. 6 紅海周辺の火山性塊状硫化物鉱床の分布
Map of VMS deposits around the Red Sea by [8] after [63,80-83].](https://mric.jogmec.go.jp/wp-content/uploads/2024/08/mr24_01zu06.jpg)
Fig. 6 紅海周辺の火山性塊状硫化物鉱床の分布
Map of VMS deposits around the Red Sea by [8] after [63,80-83].
[8]が[63,80-83]より作成。
- Legend of Deposits:
- Egypt
- : 1: [Hamama and Abu Marawat]; 2: Um Samuiki
- Sudan
- : 3: Hamissana district (Uar, Hamissana, Onib, Tbon, Eigiet, and Adarmo deposits); 4: Gebiet; 5: Serakoit; 6: Ariab (Hassai) district; 7: Eyob district [Tohamyam, Abu Samar, Eyob, Derudeb, and Tagoteb deposits]; 8: NE Nuba Mountains [Tumluk, Jabal, Fayo, and Agbash deposits], Eritrea 9: Bisha district; 10: Asmara district
- Ethiopia
- : 11: Tarakimti; 12: [Abetselo, Azale, and Akendayu deposits]; 13: Tulu Boli and Wankey deposits
- Uganda
- : 14: Kilembe
- Kenya
- : 15: Macalder
- Saudi Arabia
- : 16: Ash Shizm; 17: [Nuqrah, Nuqrah North, Nuqrah South, and An Nimahr deposits]; 18: [Jabal Sayid, Umm Ad Damar deposits]; 19: As Safra; 20: [Ar Ridaniya, Khnaiguiyah, Al Amar, and Umm Ash Shalahib deposits]; 21: [Shayban and Jabal Baydan deposits]; 22: Shaib Lamisah; 23: [Shaab Al Taare, Wadi Bidah, Gehab, Rabathan, Jadmar, and Al Hajar deposits]; 24: Al Masane; 25: Kutam deposits
おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。


