閉じる

ニュース・フラッシュ

2004年11月22日 サンティアゴ 中山 健

韓国政府、チリ、アルゼンチンと鉱物資源開発協力に関する合意書署名

 韓国は、ペルーにおいて既にLG Nikko Copper社が鉱業投資を行っているが、今般APEC首脳会議に合わせて、Roh Moo-hyun大統領がチリ、アルゼンチン、ブラジルを訪問するなど南米において積極的な鉱物資源確保の布石を打ちつつある。地元紙等によると、APEC首脳会議のためチリを訪れているLee Hee-beom経済工業エネルギー大臣は、Dulanto鉱業大臣と鉱業分野での協力に関する第1回合同会議の合意書に署名した。また韓国KORES Park ang-soo社長は今回のチリ訪問中にチリの銅鉱山開発のための覚書署名を考えているとコメントしている。KORESはアルゼンチン鉱業省とも探査、生産、選鉱分野の技術情報交換に関する合意書にサインした。これらには、埋蔵量・生産から需要・供給予測に至るソフト分野の情報交換も含まれている模様。またアルゼンチン政府鉱業関係者は05年に韓国を訪問することになっている。

ページトップへ