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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2006年4月24日 北京 納 篤

中国主要銅生産企業、中城山有色を除き第1四半期は前年同期を上回る銅生産

 国家統計局のデータによると、中国の主要銅製錬企業の第1四半期のカソード生産量は、中城山有色を除いて増加した。銅陵有色は13.75万tで前年同期比52.95%増、江西銅業は11.11万tで2.83%増、雲南銅業は7.91万tで10.43%増、大冶有色は5.76万tで15.76%増、金川集団は4.70万tで34.29%増であったが、中城山有色だけは0.66万tで2.5%減となり生産量を下げた。
 江西銅業の3月の銅カソード生産量は3.65万tで、前月比9.13%減少、前年同月比1.60%増加した。アノード生産量は、3.76万t、前月比6.65%減少となった。銅精鉱生産は1.25万t(金属量)となり、前月比6.16%減少、前年同月比2.11%減少した。四半期ベースでは、第1四半期の銅カソード生産量は、年度計画の25.12%、アノード生産量は年度計画の25.73%となり、計画通りの生産を進めている。
 一方、雲南銅業の第1四半期銅カソード生産量は、前年同期比で10.43%の増加となったが、一部の製錬工程において40日間の点検作業を実施していたため、3月の銅カソード生産量は、1.94万tとなり、前月比で31.34%減少した。

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