ニュース・フラッシュ
2007年6月12日
サンティアゴ
中山 健
チリ・Mejillones港、ボリビア・アルゼンチン産鉱石取扱を期待
2007年6月4日付け地元紙等は、チリ第Ⅱ州Antofagasta市北方のMejillones港拡張のために100百万US$の投資を計画していると報じている。港湾関係者によると、Mejillones港は鉱物資源ポテンシャルの高いアルゼンチン、ボリビアに比較的近いことから、両国鉱産物の積出港になることを期待している。目下鉱山およびエネルギー会社幹部と協議を続けており、3か月以内に計画が承認されることになろうと語っている。計画は鉱業および電力関係を取り扱う新しい1ないし2つのターミナル建設からなる。これらの新施設建設は9月から鉱業セクターに必要な新たな発電所建設を計画している電力会社の判断によることになる。
また、同港では7月4日にボリビアのSan Cristobal鉱山の精鉱を取扱うために26百万US$を投資した既存ターミナル拡張工事の竣工式を行うことになっている。