ニュース・フラッシュ
2007年8月5日
メキシコ
小島和浩
ホンジュラス国会、鉱業法の見直し審議を8月19日から開始する予定
8月2日付け業界情報等は、ホンジュラス鉱業協会(ANAMIMH)サントス・ガルバハル会長の言及として、ホンジュラス国会が8月19日から鉱業法の見直し審議を開始すると報じた。同会長の改正案に関する発言の概要は以下のとおり。鉱業法の改正案には、税制改革のみならず、中央アメリカ諸国に脅威を与えているシアン化合物、水銀及び砒素のような化学薬品の使用禁止が含まれている。ホンジュラスで既に操業を行っているGoldcorp社、Yamana Gold社、Breakwater Resources社の鉱山には改正鉱業法は適用されず、これらの企業は一定の期間、現行コンセッションの条件で操業を継続することが可能である。
なお、2006年10月にホンジュラス最高裁は、現行鉱業法(1998年制定)の税金、環境及び外国投資等に関する13の条項が違憲であるとし、国会に対しこれらの条項の見直しを勧告する司法命令を発している。
