ニュース・フラッシュ
2007年12月1日
リマ
西川信康
ペルー・カヤオ港のストライキ終了
業界紙等によると、11月21日から発生していたペルー最大の貿易港カヤオ(Callao)港の港湾労働者ストライキは30日に終結した。労働者側は、労働条件や賃金の向上などを記した合意書に締結し、12月1日よりカヤオ港での荷役作業が再開した。
クルス鉱業協会会長によれば、同ストライキによってワンサラ鉱山を含むペルー中部の鉱山が生産する精鉱輸出が10日間ストップし、鉱業分野での被害総額は9千万$にのぼる可能性があるという。また、資本財の輸入が停止したことで、カミセアガスの輸出プロジェクトに必要な重機が輸入できず影響が出た。
