閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛 ベースメタル
2008年6月9日 バンクーバー 武富義和

カナダ:Lundin Mining、ロシア・Ozernoe亜鉛プロジェクト資産を売却か?

 地元紙によると、Lundin Mining(本社:バンクーバー)のCEO兼社長であるP.Wright氏は、年次総会において、ロシア新法では外国資本による鉱業権取得が制限されていることを理由に、ロシアで49%の権益を持ち世界で5指に入る大規模亜鉛鉱床と評価していたOzernoe亜鉛プロジェクトを手放す可能性があると述べた。
 同社は、2006年にロシアのパートナーであるIFC Metropolから125百万US$でOzernoe亜鉛プロジェクトの権益を取得している。その際、鉱山建設・操業についても主体となることを約束している。資本コストは400百万US$と想定され、埋蔵量は157百万t(品位:Zn 5.2%、Pb 1%)とされているが、まだFSは完了していない。
 Lundin Miningは最近まで、Ozernoeは同社の柱であると述べていた。

ページトップへ