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ニュース・フラッシュ

2010年10月22日 調査部 渡邉美和

中国:中国有色鉱業集団、パプアニューギニア企業とMOU締結

 中国現地報道によると、2010年10月20日、中国有色鉱業集団傘下の中色股分とパプアニューギニアの鉱業企業Marengo Mining Ltd.(TSX.ASX,以下Marengo)は、パプアニユーギニアのYandera銅モリブデンプロジェクトの継続融資や施工そして産品販売などについての合作協議のMOUを締結したとのことである。中国有色鉱業集団の最新の海外展開となる。
 Marengoは現在Yanderaプロジェクトの100%を保有しているが、このプロジェクトは豊富な資源量を有し、初期推定によれば、銅約2.2百万t、モリブデン約80千tの他、金・銀なども随伴する。Marengoによれば、Yandera鉱区のFSは2011年Q1に完成予定で、関係者によれば、鉱石生産量約2,500万tのプロジェクトは2012年H1に施工予定である。Yanderaが生産開始された後、毎年1,500万tのモリブデン鉱石と10万tの銅鉱が中色股分に対して出荷されるとのこと。

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