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ニュース・フラッシュ

2011年6月3日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ・エクアドル:CODELCOはエクアドルIntag鉱床探鉱を否定

 メディア報道によると、2011年6月2日付Estrategia紙に掲載されたエクアドルのIntag鉱床での探鉱開始の記事をCODELCOは否定した。同社は、エクアドル政府との探鉱契約に基づいた同国での事業継続を望んでおり、同探鉱契約中にIntag鉱床は含まれていないとの声明を発表した。
 Estrategia紙はエクアドル鉱業協会からの情報として、CODELCOがIntag鉱床の銅及びモリブデン探鉱について評価を行っていると報じた。Intag鉱床は首都キトの北西80 kmに位置し、記事によると枯渇性天然資源省(Ministerio de Recursos Naturales no Renovables)がCODELCOに同鉱床の探鉱を提言したとされる。
 CODELCOとエクアドル政府の契約は2009年6月に署名された。その中に、エクアドル中部から南部の8地域での探鉱実施が含まれており、CODELCOは鉱業に関するノウハウを移転するとともに、探鉱に約1百万US$を支出することになっている。契約の期間は4年間で、8地域以外の鉱区を加えることも可能となっている。

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