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ニュース・フラッシュ

2011年7月25日 ロンドン 北野由佳

ナミビア:鉱業税の引き上げを検討、ダイヤモンドは適用外

 各社報道によると、ナミビア財務省は鉱業税を現在の37.5%から44%へ引き上げることを計画している。同省は今回の鉱業税引き上げは、同国における主要な財源が不安定な状態にあるため、税収向上による財源強化が目的であるとしている。また、ナミビアが加盟している南部アフリカ関税同盟(SACU:Southern African Customs Union)における収益分配制度の改正が予定されており、SACUからの収益が減少することが同国における税制改正の動きの一因であると考えられている。なお、同省はナミビアで採掘される主要鉱種の一つであるダイヤモンドに対しては、鉱業税の引き上げを適用しないとしている。

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