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ニュース・フラッシュ

2012年5月8日 シドニー 栗原政臣

グリーンランド:Greenland Minerals and Energy社、グリーンランドでの重希土類開発プロジェクトのプレFS結果を発表

 2012年5月4日、グリーンランドでレアアース探査を行うGreenland Minerals and Energy社(本社:WA州Perth)は、Kvanefjeldウラン・レアアース・プロジェクトに関し、プレFS結果を発表した。今回発表された最初の計画では、年間720万tの鉱石を処理し、2.6 Mlbsのウラン酸化物、4,200 tの重希土類水酸化物、10,400 tの混合希土類炭酸塩、26,200 tの軽希土類炭酸塩を生産することになった。生産コストは、ウラン酸化物については31 US$/lb、TREO(上記希土類3種の混合)については8 US$/kgとなる。露天採掘、選鉱施設、製錬施設の資本コストは15.3 US$億で、年間720万tの鉱石を処理する。マインライフは33年で、2014年に建設を開始し、2016年に生産開始の予定。
 現在計上されている資源量は8億6,100万tで、ウラン酸化物5億1,200万lb、TREO 922万t、亜鉛198万t(U3O8カットオフ品位150 ppm)だが、2012年Q2には新しいターゲットエリアの結果が加えられるため、増加する予定となっている。

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