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ニュース・フラッシュ

2013年5月2日 北京 篠田邦彦

南ア:紫金鉱業、南アの白金族金属鉱山開発に意欲

 安泰科によれば、紫金鉱業の海外子会社である金江鉱業有限公司は、NKWE Platinum Limited社と転換社債の引き受けに関する契約を締結した。同契約に基づき、金江鉱業は2,000万A$(約1.27億元に相当する)でNKWEが発行する転換社債を引き受ける。この転換社債はNKWE社の株式2億株への転換が可能である。同取引によって、南ア白金族金属鉱山の開発が可能となる。

 現在、紫金鉱業はNKWE社の1,057万6,800株を所有し、それは発行済み株式全体の1.57%を占める。上述の転換社債を全て株式に転換すれば、紫金鉱業及び金江鉱業の持株は約2億1,100万株となり、発行済み株式全体の24.16%を占めることになる。

 NKWE社はバミューダ諸島で登記設立した探査企業で、豪州証券取引所に上場している。南アに多くの白金族金属鉱山の採掘権を所有している。

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