ニュース・フラッシュ
2013年7月1日
ロンドン
北野由佳
イタリア:Alcoa、Fusinaアルミ製錬所を閉鎖
米Alcoaは2013年6月28日、イタリアのFusina一次アルミ製錬所を閉鎖すると発表した。同社はFusina製錬所での生産を2010年6月から削減していたが、根本的な問題に関して改善が見られなかったため、完全な閉鎖を決定した。これにより、同社のアルミ地金製錬能力は4.4万t減少する。同社のBob Wilt氏は「アルミの国際価格が低迷を続けているため、Alcoaの競争力を維持するための措置を講じる必要がある。」とコメントした。
