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ニュース・フラッシュ

2016年1月29日 サンティアゴ 山本邦仁

チリ:Paipote製錬所近代化事業で中国との技術提携を検討

 2016年1月29日付けメディア報道によると、Paipote製錬所(第Ⅲ州)の近代化プロジェクトはまもなく実現可能性を確認する過程に入るとされる。プロジェクトへの投資額は4.2億US$と見込まれる。

 2018年から施行される新環境基準では、排出成分捕集率は95 %に設定されるが、このプロジェクト実施により、硫黄とヒ素の捕集率97.9 %が達成可能となるとされる。Paipote製錬所を運営するEMANI(チリ鉱業公社)のPere de Arce副総裁は、政府が設置した製錬事業に関する調査委員会においてENAMIとCODELCO間のシナジー効果が検討されていることや、製錬技術開発に関する中国との技術提携について検討されていることを明らかにした。

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