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キューバ:ニッケル製錬所、ハリケーンIrma襲来に備え、操業を一時停止
2017年9月7日付け地元紙によると、キューバ政府は、ハリケーンIrma襲来に備え、ニッケル製錬所の一時停止を発表した。ニッケル産業はキューバの基幹産業であり、同国東部Holguin州の港町であるMoa市に2つの製錬所が存在するが、同地域は洪水の多い地域として有名な場所である。1つは国有プラントErnesto Che Guevara製錬所であり、既に操業を一時停止している。もう1つの加Sherritt International社との合弁で操業している製錬所は最低限の生産体制を維持し、状況を見つつ操業体制を判断するとのことであった。なお、Sherritt International社は、状況を監視している段階であり、暴風が収まるまで操業は停止せざるを得ないと述べた。なお、2017年、キューバは54,500tのニッケルとコバルトを生産する計画であり、中国、欧州、カナダに輸出されている。
