閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
その他
2019年4月8日 ジャカルタ 南博志

カンボジア:鉱業による政府収入が2020年には倍増

 2019年4月4日付地元メディアによると、カンボジア・鉱山エネルギー省は2019年後半もしくは2020年以降に同国の鉱業による政府収入が急増するとの見通しを示した。インド鉄鋼会社Mesco Steel社子会社Mesco Gold社によるRatanakkiri州のPhum Syarung金鉱山の2019年の生産開始及び豪Emerald Resorces社によるMondulkiri州のOkvau金鉱山の2020年の生産開始により、ロイヤルティ収入等が2020年には倍増することが見込まれている。前者は品位:Au 2~3g/tの鉱石を500t/日処理する計画(生産量は1~2kg/日)、後者は金年間生産量を106千ozとする計画(生産量は約3t/年)となっている。また、2023年以降は2020年のさらに2倍の増収が見込め、雇用創出効果も大きいと同省は見ている。

ページトップへ