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鉱種:
2020年5月22日 ジャカルタ 南博志

ラオス:Sepon銅金鉱山において約6年半ぶりに金鉱石処理を再開

 2020年5月18日付け地元メディアによると、中国・赤峰吉隆黄金鉱業株式有限公司(Chifeng Jilong Gold Mining社)は、ラオス南部・Savannakhet県のSepon銅金鉱山において約6年半ぶりに金鉱石の処理を再開したことを明らかにした。6月初旬には金を生産できるとしている。2020年の金の予定生産量は1.0~1.6t/年、フル稼働予定の2021年には約7t/年とする計画である。また、銅の2020年予定生産量は前年比約38%減の約45千tとする計画であることも明らかにした。
 なお、同鉱山は2013年12月以降、金埋蔵量の減少と利益幅の低下により、銅生産に絞って生産を行っていた。同社は2018年に五鉱集団(Minmetals)から90%権益を取得し、露天掘りから変更して坑内掘りによって金生産プロジェクトを進めていた。

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