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ニュース・フラッシュ

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2020年7月2日 ジャカルタ 南博志

マレーシア:錫製錬MSC社、2020年第1四半期は赤字、新型コロナの影響で今後も厳しい見通し

 2020年6月25日付け地元メディアによると、錫製錬会社Malaysia Smelting(MSC)社の2020年第1四半期売上高が、前年同期比約33%減の205mMYR(マレーシア・リンギット:約51億円)で、13.2mMYR(約3億3,000万円)の赤字となった。主要因は価格の下落及び販売量の減少であった。同年3月18日から、政府が新型コロナウイルス感染拡大対策として移動制限令を発し、同社も鉱山・製錬所を一時停止したことが多少影響を及ぼしたと見られる。なお、現在は操業が再開され、徐々に生産量を増加させているが、同社は「新型コロナの影響の規模は現時点で不透明、2020年下半期も厳しい事業環境が続くだろう。」との見込みを述べた。

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