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ニュース・フラッシュ

鉱種:
タンタル ニオブ
2020年7月10日 ヨハネスブルグ 原田武

DRコンゴ:RCS Global社、コルタン鉱区での武力衝突が及ぼす影響を危惧

 2020年7月5日付けメディアによると、DRコンゴ・Societe Miniere de Bisunzu(SMG)社が管轄するコルタン鉱区(North Kivu州)にて2020年6月に起きた地元警察と採掘者間の武力衝突(2020年7月1日付 ニュース・フラッシュ:東部のコルタンの採掘鉱山にて地元鉱山警察と採掘者との間で武力衝突参照)を受けて、同社のコルタン鉱山がサプライチェーンから切り離されるようなことがあれば、同地域の治安はより悪化することになる、とトレーサビリティを請負うRCS Global社が語った。SMG社が管轄する同コルタン鉱山は、タンタルに富むアフリカで最大規模の鉱床であり、2019年1月よりRCS Global社のデジタルトレーシングシステム(Better Sourcing Program; BSP)を採用している。2018年には、一時的に操業が停止したことで治安状況が悪化した経緯もある。

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