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- コバルト ニッケル
ニューカレドニア:Societe Le Nickel社、2020暦年上半期に733mUS$の損失を計上し、今後の運営持続に懸念
2020年8月2日付けのメディアによると、仏Eramet社の子会社Societe Le Nickel(SLN)社は、2020暦年上半期において733mUS$の損失を計上したことが明らかになった。Eramet社は、2015年と2016年にEramet社とフランス政府が提供した525m€(約600mUS$)の融資枠のうち、利用可能残高が74m€しかないことから、同社の救済は非常に厳しい状況であるとしている。その上でEramet社は、SLN社が現在ニューカレドニア政府から特別に認可を受けているニッケル鉱石のDSO販売(40千t/年)の継続、治安改善による同社が操業するNi鉱山の生産性向上、電力コストの低下等が同社の救済には必要としている。
