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マリ:クーデター後の国境封鎖が金輸出に影響する可能性
2020年8月21日付けメディアによると、マリ共和国で2020年8月18日に発生したクーデターを受けて、周辺15か国からなるEcowas(Economic Community of West African States)は同国との国境を継続して封鎖しているとみられる。この国境封鎖により、同国からの金輸出が制限される恐れがある。クーデター後、同国にて金鉱山を操業するBarrick Gold社やAngloGold Ashanti社等の鉱山会社からは、現地での操業は継続しており、必需品の備蓄は十分あるとの発表がなされている。同国政府によると、マリはアフリカにて第4位の金生産者であり、2019年の金生産量は2018年の66.8tに対して71.1tと増加したとされる。
