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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ウラン 鉄鉱石 その他 タングステン
2020年12月21日 北京 塚田裕之

中国:中国は地質探査基金による探鉱成果譲渡に注力

 2020年度全国地質探査運営管理交流座談会からの情報によると、中国の地質探査基金管理機構は、探査成果の処分に力を入れており、権益譲渡による収益が増加している。2019年、国内で譲渡された地質探査基金事業は129件で、収益は235.63億元に達した。情報によると、2006年に中央地質探査基金を設置後、全国で北京、上海以外の省(区、市)に地質探査基金を設けている。2019年末時点の全国地質探査基金への投入総額は612.6億元で、そのうち鉱物探査における投入額は499.22億元、合計10,165件の鉱産物探査プロジェクトを立ち上げた。朱渓タングステン鉱、大営ウラン鉱などの鉱徴地を発見した。統計によると、2019年末までに、全国で譲渡された地質探査事業は合計471件で、収益は82.45億元に達した。そのうち、中央地質探査基金は計12件のプロジェクトを取り扱い、収益は1.27億元となった。省レベルの地質探査基金は計459件のプロジェクトを取り扱い、収益は819.18億元となった。主に石炭、鉄鉱石の2種による収益額は全体収益総額の88%を占めた。新疆、甘粛、寧夏、内モンゴル、安徽での合計譲渡収益額は国内で上位5位となっている。

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