インドネシア：Gulf Manganese、マンガン製錬所用の資金確保に向け交渉

　地元メディアが2021年1月29日に伝えたところによると、オーストラリア証券取引所（ASX）上場の鉱業会社Gulf Manganese Corporation は、2020年初頭から停止しているEast Nusa Tenggara州Kupangのマンガン製錬所の開発資金確保のため投資家と交渉中で、近い将来議論がまとまると述べている。同社によれば、製錬所は約60％完成しており、その後の試運転までに約6～7か月の建設工事が残っていると見込まれている。製錬所の主要施設には、高品質のマンガン合金の生産を目的に、約5年間をかけ建設される複数の炉が含まれ、525千t/年以上のマンガン鉱石を処理し、200千t以上の高品質フェロマンガン合金を生産することを目指している。