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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2021年4月13日 シドニー Whatmore康子

豪・加:Kirkland Lake Gold社、総額375mUS$を投じて温室効果ガス排出削減などを目的とする技術センターを豪及び加に設立

 2021年4月7日付けの地元メディアによると、VIC州Fosterville金鉱山などを操業する加Kirkland Lake Gold社は、今後5年間に75mUS$/年、総額375mUS$を投じて豪州やカナダで同社が操業を行う鉱山の付近に技術センターを設立することを明らかにした。Kirkland社は、同社の持続可能性報告書2021年版において、これらの技術センターは、「Kirkland社のGHG排出量を2050年までに実質ゼロとする」、「操業の革新や自動化、デジタル化を行う」、「衛生や福祉、技能開発などを通じてコミュニティを支援する」という3つの重要分野に焦点を当てたものとなるとしている。また、Kirkland社は、同社の2020年における単位生産量当たりのGHG排出量がCO2換算量で0.316t/ozと、英国を拠点とする金産業の開発機構World Gold Councilが算出した産金企業の平均的なGHG排出量1.02t/ozよりはるかに低いとしている。

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