閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
その他
2021年4月13日 ジャカルタ 川村伸弥

インド:鉱業部門におけるGDPの増加を目指す

 地元メディアが2021年4月7日に伝えたところによると、インド政府は、鉱業部門の国内総生産(GDP)を現在の1.75%から2.5%に増やすことを目指している。インドの鉱業部門は約1,100万人の雇用があり、農業部門に次ぐものとなっており、国土の17%以上に鉱物の埋蔵があるとされているものの、実際の掘削は0.25%にとどまっており、また鉱業生産額も年間1.25tINR(インド・ルピー)となっている反面、輸入は年間2.5tINRとなっている。
 このためインド政府は、鉱業部門の重要性を考慮し、GDPを現在の1.75%から2.5%に増やし、今後7年間で鉱業生産量を2倍に増加させることを目指し、鉱物開発・規制に関する法改正等に取り組んでいる。

ページトップへ